短編
□迷路 後半
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前回までのあらすじ〜
なんらかなのことがあり銀八と遊園地に行くことになった高杉。でそこで仕返しをしてやろうと銀八が苦手なお化け屋敷に行った。
しかし銀八が恐怖のあまり走ってしまって、高杉が一人になり、銀八を捜しに行こうと足を進めてたら…
「クソ、明かりが見えねぇー」
高杉は迷子になっていた。
暗闇の中に一匹の迷子の猫がいた。
「…」
高杉だ。
高杉はあれから一時間はたっただろう。銀八は相変わらず見つからず、しかも明かりも見えなければ、人の気配さえ感じないのである。
高杉は本格的に迷子になったようだ。
取り敢えず、足を進めるが、周りはただ暗いだけ、これじゃ足を進めても変わらないと高杉は察し、一回立ち止まり冷静に今の状況を改めてみた。
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