短編

□君の好きな歌 前半
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俺は唄うよ

君がそれを望むなら



俺は戦うよ

君を守るために













「コンコン」

ドアを叩く音がした。こんな律義なことをするやつは一人しかいない。

「高杉、いないのか」

桂は勝手にドアから覗いてきた。俺は桂にオマエは変態かと言ったら

「変態じゃない、桂だ」

と言い返された、あァ、オメエが変態でヅラの事は十分分かってらァといったら、

「高杉ィ、貴様は何回言えばわかるんだ!桂だと言っているだろう」

と怒られた。怒るとこ、ちがくね? と思ってたら桂がいきなり急に真剣な顔にになり話始めた。

「高杉、貴様知っているか、今

天人が此方に向かってきてる」

「なッ」

高杉はびっくりした。なぜなら、

「あァ、本当は来週あたりにくるはずだった」

なのに、どうして今、いきなり…

「昨日、白夜叉…銀時が大怪我をしただろう」

「あァ…!じゃ、もしかして…」

「あぁ」

銀時が弱っているのを知ったのだろう、それをチャンスとみなしそのまま片付けようとしているのだろう。


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