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□皆でババぬき!
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※キャラ崩壊が酷いです。







「ねー…土方先生、そろそろ諦めません?以前もこんな台詞言いましたよ僕。(※皆で大富豪!参照)
眉間の皺でトランプ5枚は軽く挟めちゃいますよ、ほら二分の一の確率でジョーカーが当たるんですから、そろそろ腹をくくったら「だあああ総司!横から、ぐだぐだうるせえっ、後3分待ちやがれ!」


仕方無いなあ、と溜め息をつきながら総司はお菓子をポリポリと食べる



「総司ー。土方先生が負けたらコレ着るのか?」

「えー?どうしよっかなー。平助くんの女装でツインテールの方が似合ってるから、そのままの方が良いかも」

「ふっふざけんな!やだよ、こんな恰好!」



「だって山南さんの特性トマトジュース(仮)か女装、どっちが良い?って聞いたら女装の方を選んだの平助くんじゃん」


「いや誰だってあんな奇妙な液体よりは女装を選ぶだろ!」


沖田のからかいの言葉に平助が熱弁と否定していると背後から、


「…藤堂くん?奇妙な液体では無いですよ?…ほらこんな風に、このトマトジュースは女性でも子供でも食べれる用にクッキーやゼリーなども作ってあるので液体が嫌なら是非こちらの方を…「わああああ要らねぇよ!結構です先生」

「うわークッキーとか何処から出して来たんだろうね」



「ちくしょー…!負けちまった…」

土方が悔しそうな声色でジョーカーの描かれたトランプと共に机に手をつく

その土方の様子に満足そうに沖田が近づいた瞬間、放課後の校内に吹奏楽の演奏が耳に心地よい静かな教室の扉が勢いよく開いた


「ふははははっ今時の庶民どもはトランプなどやっているのか」

「げっ、めんどくさいの来た。千鶴ちゃん僕の後ろに隠れといて」

「は、はい…」


風間は、つかつかと土方達に近寄る


「お前は何しに来たんだ」

「たまには庶民どもと触れあおうと思って、わざわざこの俺が出向きにきてやったのだ」

((((…一緒に遊びたいんだな))))



「ほら歯抜きするぞ、俺が勝ったら嫁を貰うぞ。我が嫁用意しろ」

「「「「歯抜きじゃなくてババ抜きだ!」」」」








「……っく!この俺が庶民の頭に負けるだと…?」

「…お前、ジョーカーが回ってきたら、すぐに顔に出過ぎなんだよ」


半分呆れ返った様子で答える土方



「まぁ良い、また鍛え直して遊んでやっても良いぞ」
「…素直に遊びたいって言えよ」

そう言いながら風間は教室を出た




「あれ?」

「ん?なにどうしたの?千鶴ちゃん」


「いえ…あの…風間さんの罰ゲーム…」


「あ、忘れてた。ま、いっか。それより千鶴ちゃんが、あんな奴のお嫁さんにならなくて良かったよ…大富豪で約束したもんね!」


「…沖田さん…平気な顔して、そんな恥ずかしいこと言わないで下さい…!」




沖田と千鶴が楽しそうに話している隣では溜め息が溢れていた


「はあ…(相変わらず、あいつらは…)」

「はあ…(改良したのに、まだ飲まれない…ゼリーではなくてプリンの方が良いのでしょうか…)」

「はあ…(腹減ったなあ…今日は夜飯カレーが良いなあ…)」




皆でババぬき!

(ねえねえ今度はポーカーしようよ)

(まだやるのか!?)



fin


****

力不足で話の流れが前の小説と全く変わりませんでした…


 

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