影の申し子達(旧)
□買い物
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ここにはいろんな物が売ってる。
あぁ、あれ欲しい!これも欲しい!
お金はたくさんあるみたいだし…買っちゃえー♪
―第七話・買い物―
一方、
「へー。マントとか売ってるのか。」
何か珍しいものがたくさん売ってるぜ?ゲームの世界に売っているようなやつばっかだ…。
「普通ですよ。」
「普通じゃねーよ!オレ達の世界じゃコスプレ扱いだ!」
「…そうなんですか?僕達にとっては、貴方達の服装の方がコスプレに見えますが。」
…え?マジで?
「あ、さっき俺達じろじろ見られてたのって…そういうこと?」
「はい。」
見られてたんだ…。
するとみくみは笑顔で、
「引かれてると思って下さいね。」
と言った。ってえぇええぇぇ!?!?
「待て待て!!引かれてるのかよ!!」
「はい。」
「普通に言うなよ…。」
傷ついた、オレのピジョンハートが傷ついたよ!!
「「ピジョンハートって何だよ(ですか)!」」
「…あれ、声に出てた?」
これじゃあ冬美と一緒じゃねーか!
「いや、読心術♪」
「嘘だッ!!」
竜宮●ナ的な感じで言ってみた☆
てか、弧羽瀬が読心術使えるなんて初耳だ…。
「全国のレ●ファンに謝りなよ。あと読心術は嘘、声に出てたよ。」
「…サーセン。って嘘かよぉぉぉっ!!」
完全に信じたオレバカじゃん!
「ちゃんと謝れぇぇぇ!!」
「いてっ!」
弧羽瀬が近くにあった売り物のスリッパで頭叩きやがった!!
「それ売り物!!叩くな!!」
「とか言っておきながらお前もスリッパ持ってるじゃん!」
「うるせーっ!!」
「やめて下さい!!」
みくみが怒鳴る。ヤバい、目がピジョンハートに突き刺さるくらい痛い。
そして更に、
「コスプレみたいな格好して引かれてるのに、更にスリッパで叩き合いですか?いい歳した人がスリッパで叩き合いですよ?更に引かれたいんですか?わかりました、そんなにやりたいなら思う存分叩き合って下さい。僕は知りません。さあ、やったらどうです?」
みくみはマシンガンで鳩乃優のピジョンハートを攻撃!
一撃必殺!
鳩乃優は(精神的に)倒れた。
「「ごめんなさい…。」」
「わかればいいですよ。さあ、早く買いましょう。」