V

□え、無理無理
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「3-A、3-Bは次の体育は外だ」








庶「テニスがよかったなー」

会A「合同体育でそれはないと思う」

会B「グラウンドを全体的につかうやつが殆んどだからなー」


「そこの生徒会組、さっさと並ぶ!」


書「うるせーよ、はげ」

「はげ!?」

会A「狐奈、まだ先生は地味に残ってるよ」

会B「あと1ヶ月もしないうちにはげそう」

庶「育毛剤プレゼントしましょうか?」

書「もうすぐ停年でしょ、早いとこやめてよ」


「……教師を敬いなさい!」

「先生、早くしてください」



会B「生徒に言われてやんの」

会A「ダメな先生だね」

鳥羽「お前らもうちょっと年上には敬意を持って接したほうがいいぞ」

書「無理だよ」

庶「うん」



「……もういい、持久走するぞ」


「「「はぁ!?」」」

庶「まじか!」

「どのみち走らなきゃならんからな、空いているこの時間に走ってもらう」


会A「はっ、茉と千鶴ちゃんは!?」

書「いない!」

会B「そういえば、」

庶「あの二人なら」

鳥羽「特殊棟の廊下を歩いていたが?」

庶「言わないでくれるかな」

鳥羽「すまない」

書「とばー!なんてそこで捕まえなかったの!?」

会A「あの二人のことだからサボリに決まってるじゃん!」

鳥羽「いや、萱元副会長はサボリではないだろう」

会B「お前の頭のなかで千鶴が美化されすぎだ!」

庶「茉は庇わないんだ」

鳥羽「今までの行動から考えてサボリだ」



「お前らー早くスタートラインにたて」


書「体操なしなんだ」

会B「足首回しとけだってさ」

会A「つくづくめんどくさがりな教師だな」

庶「さっさとしてしまおう」




鳥羽「なんでお前らってやる気なしで走るのにタイムは誰よりも早いんだ?」


会A「やる気の入れ方がちがうんだよ」

鳥羽「どんなんだ」




基本、やる気はないです
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