★Real HOSU sanctuary★
□Junsu's birthday eve
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俺たちはメンバーに関係を認めてもらえたことで、宿舎では随分と恋人らしく過ごせていた。
お前さえいれば他には何もいらないと思っていたけど、俺たちだけでは生きて行けない。
たくさんじゃなくていい…
俺たちを理解してくれる人がいることのありがたさを感じる。
「ユノ、ジュンスって可愛いな?」
「ん?なんだよ急に。渡さないからな(笑)」
「いらねぇよ(笑)毎日、(ユノ兄がね、ユノ兄はね)ってお前の話ばっかりだぞ?
…自分がどれだけお前のことが好きか、誰にも一言も言えずにいたんだよなぁ、今まで」
「この半年、とにかくバレちゃいけないって、そればっかり考えてたから、恋人らしいこと何にもしてやってないしな…
あいつ、何したら喜ぶと思う?」
「誕生日、もうすぐじゃん!ホテルとったのかよ、14日の夜の分。プレゼントに食事にサプライズに…恋人の誕生日は大変なんだぞ?(笑)」
「ん…そのことで相談と言うかお願いがあるんだけど、14日の仕事終わりから15日の夕方くらいまで…
ここ、貸してもらえないかな?」
「えっ?ここって宿舎?」
「うん…ここで過ごしたいんだよ、2人で」
「お前、ここってことないだろ?お手軽すぎ!」
「うん〜…ジュンスにどこがいいか聞いたんだけど、ゆっくりできるとこならどこでもいいって言うからさ…
一番ゆっくりできるのはここかなぁと思って…ただテレビ見たり、メシ食ったり普通に過ごしたいんだ、ジュンスと。
で、15日の夕方、ここでみんなで一緒にメシ食おうよ?誕生パーティしようぜ。それから俺たちは新羅にチェックインするから」
「かぁっ!ジュンスが泣くぞ?2人っきりの甘い時間をここで過ごす?俺がジュンスなら別れてる!ほんっと分かってないな?!」
「…僕もここで過ごしたい」
「「ジュンス!?」」