★Real HOSU sanctuary★

□Celebrate a marriage …U-know's birthday…
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「ねぇ、みんな。ちょっと相談にのってほしいことがあるんだけど…」



「なに、どうしたジュンス?」



「僕らで出来ることならなんでも言ってください」



「改まってどうしたの?」



「あの…あのね、惚気るとかそういう風に思わないでほしいんだけど…」



「は〜ん…ユノの事か?」



「うん…もうすぐユノ兄の誕生日でしょ?プレゼントしたいものが2つあって、1つはリングなんだけど、どれにしていいかわからないから
一緒に見てほしくて。
もう1個はサプライズでパーティをしたいんだ…。知ってる限りのユノ兄の友達を呼びたいんだけど、手伝ってくれる?」



「お前、可愛いこと考えるね〜。さすがユノの大好物が「友情」だってわかってるな」



「静かに過ごすのもイイかなとは思ったけど、ユノ兄は賑やかな方が好きだから」



もちろんその後は、2人きりでお祝いするつもりなのは内緒だけど。



「俺たち、何したらいい?」



「えっと、ユノ兄の友達へは僕が連絡取るから人数決まったら、会場の手配とかお願いしていい?僕、ユチョンみたいにお店くわしくないから」



「OK」



「俺は?俺は?」



「ジェジュ兄はまずリングを選んでほしい。ユノ兄に合うデザインを選んでくれる?僕…ユノ兄の指…好きなんだ」



「おう、任せとけ!ペアだな?ペアだろ?」



「(笑)」



「僕はそのほか諸々ですね」



「ごめんね、チャンミン。僕、細かいこと苦手で…」



「知ってますよ(笑)」



「うん、じゃ、また詳しいことは改めて。よろしくお願いします」



「「「OK」」」



(よかった…みんな賛成してくれた)



もうすぐ、ユノ兄の誕生日。



何をプレゼントしようかと考えたとき、1つは即座に決まった。



年末にバリ島で失ってしまったユノ兄からのプレゼントのペアリング。



カメラマンに襲われた後、ホテルの中庭を必死で探したけど見つからなかった。



普段はユノ兄はリングをはめっぱなしなので、僕が状況に応じて外していた。



なので、僕の指にリングないこと自体はそんなに違和感はなかったけど、僕がリングをなくしてしまってから、
ユノ兄もリングを外してしまったことが悲しかった。



形にこだわる必要はないのだけど、僕たちは一生傍にいると誓ったのだから、2人を繋ぐ枷がほしい。



…これはユノ兄の誕生日プレゼントというより、僕の望み。
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