★Petit sanctuary★
□TARANTALLEGRA
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「スゴイな、カラスみたいだ(笑)」
衣装から折れて落ちそうになった黒い羽根を摘み、すっぴんの頬を掠める。
「ん・・・」
俺を見つめていた視線が、一瞬揺らいだ。
「ん?こういうのも好きなんだ?(笑)」
「だってぇ・・・」
もちろんもう一方の手では、革の黒いパンツに隠された丸いお尻を撫でているわけだが。
ジュンスは俺の膝の上でお尻をもじもじとくねらせる。
羽根だらけの衣装をゆっくりと脱がせ、ぴったりと張り付いたインナーの上から脇腹を撫で上げると、ジュンスの身体がぐらりと揺れた。
体勢を入れ替え、ジュンスを背中から抱きしめる。
両手を編み目越しに這わせ、生地に擦られてすでに硬く膨れた胸の尖りをつま弾いた。
「あっ・・・ん・・・」
そのままベルトを外し、ファスナーの中に手を差し入れると下着の位置が随分下な事に気付く。
「ん?お前、パンツ穿いてないのか?」
ジュンスの中心を柔々と揉みながらそう聞くと、ジュンスは身もだえしながらこう言った。
「んっ・・・穿いてる・・・よ・・・衣装が・・・ローライズだった・・・から・・・ビキニ・・・」
(ビキニーーーっ!)
心の中のちっさい俺がガッツポーズ。
努めて冷静に、しかし鼻息は荒くジュンスから身体を離す。
「え・・・」
急に手を止めた俺を見上げた瞳には、不安の色が浮かんでいた。