★Petit sanctuary★
□Never gave up
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とある会社の会議室。
長い会議の後、ユノ主任と後輩ジュンスが片づけをしながら愚痴っていた。
YH「営業部長、話なげーわ。あ、ジュンス、その資料ももう片付けちゃって」
JS「はい」
YH「ジュンス、あのさ…ちょっとお願いがあんだけど。あ、いや、無理にとは言わないから」
そう言って革の表紙の手帳を見ながらスケジュールを確認するユノ主任。
YH「そうだな…今週のどこかでさ…」
JS「はい、なんでしょう?」
YH「うん…今週の末あたり?…尻、触らしてくんない?」
JS「は?」
YH「え?」
JS「なんとおっしゃいました?」
YH「だから、尻を触らせてくれないかなと思っ…」
JS「無理無理、何言ってんすか?」
被せ気味にジュンスがキレた。
YH「そうか、そうだよな!やっぱ駄目か!じゃあさ…ヒジならいい?」
JS「ヒジ?」
YH「そう、ヒジ」
JS「…まぁ…ヒジなら…」
YH「マジ?じゃ、失礼して…」
(さわさわさわ)
YH「なるほどね、こんな感じのヒジなんだな」
JS「???」
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