Singing voice

□5.二人の決断
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夢と恋。

あたしは・・・どちらを選ぶ?

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入院している間もネジは毎日来てくれていた。

その態度が、あたしをさらに迷わせる。

サクラやいの、テンテンも来てくれている。

サクラはサスケのお見舞いも行っているらしい。

・・・イタチに歯向かって眼を醒まさないそうだ。

ネジやヒナタには決して見せない笑顔を見せる美冬。

美冬の闇を知らないテンテンたちはあまり気にしないでいるようだった。

「でも美冬、ネジの許嫁なのにあまり話さないのね」

何気ないテンテンの言葉に美冬は少し反応した。

「そう、かな・・・?」

「そうよ〜…なんかあった?」

嗚呼、テンテンは気づいていた。

でも・・・ごめんなさい、言えないよ。

「いつかまた・・・話すから・・・」

話したら、さらに迷いそうな気がするの。

「そう?分かったわ^^じゃあね美冬」

「うん」

それからテンテンは修行に行ってしまった。
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