桜の記憶

□歓迎会
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歓迎会




 スーパーから戻ってきた俺と黒崎は今、調理室で料理を作ってる。


「……よし。完成。黒崎〜そっちはどう?」


「出来たぞ」


 黒崎の前にある唐揚げの皿を見て、俺は感嘆の声を上げた。

「おっ、さすが黒崎君、腕が良いね〜」


「……そんな事はない」


 恥ずかしいのか頬を赤らめる黒崎が可愛くて、俺は彼の頬をツンツンと突っつく。


「赤くなっちゃって、可愛い〜」


「〜〜っ」


 よけい黒崎の頬が赤くなったのは、気にしないでおこう。
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