砂漠の文

□仕事人パロ1(執筆中)
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奥の静かな一部屋。クロコダイルはそこで、仕事人について詳しく話を聞いた。



「…つまり、お前らは裏の反政府側から任命された始末屋で、金をもらって、政府側の悪人を殺すのが仕事ってことか。」



「あぁ…今のメンバーはおれと麦わら、それにクロコの旦那、あんただけだ。」



キッドが説明を終えると、クロコダイルはさらに眉を寄せた。



「となると、狙うのはお上や貴族になるな。三人じゃ無理だろ。」



「あぁ…だからあと二人はほしいと思っている。」



誰かいい人材を知らないか?と尋ねるキッド。クロコダイルはしばらく考えてから紙と筆を頼んだ。そして渡されたそれに、ある一名についての情報を書きこみ、それを渡した。



「…これは?」



「最近ここらを騒がせている通り魔の素性と出現場所だ。情報やうわさから考えて、暗殺の腕はかなりのモンと言っていい。」



クロコダイルが説明する。ルフィはそれを覗き込んで驚いた。



「トラファルガー・ロー…って…」



「町はずれ長屋にいる細工師じゃねぇか…あいつが…っていうかそんな岡っ引も知らない情報どっから…;」



キッドの問いに、クロコダイルはフッと笑みを浮かべた。



「これでも元忍者でな。情報集めに関しては自信がある。その手の情報は男娼やってりゃいやでも入るしな。」



「…あんたすごい経歴だな;どうやって接触したんだ、麦わら…?」



「道であった!」


簡潔にこたえるルフィにうなだれつつ、キッドは紙を持ってうなずいた。



「よし…こいつはおれと麦わらが引き入れる。あと一人だが…」



「おれに任せろ。一人…使える男がいるんでな。」



クロコダイルも立ち上がった。今夜、また三つの影が動く。





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