氷原の雪姫

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「恋次、ルキアは??」






「意識が戻ったみてぇだ!
今、面会しに行く所だ。」





『私も行く!』





私達はルキアの病室へ入った






『ルキア!』






ルキアはベッドの中で手を降ってきた





『ごめんなさい…。』





「謝らなければならぬのはこっちだ。
恐い思いをさせてしまったな…。」





『でも、私のせいで!』






「桃葵が居なかったら私は虚にやられていた…。
助けてくれてありがとう♪」






ルキアの言葉を聞いて私は思わず泣いてしまった






「ほら泣くなよ;」



恋次が私の頭を撫でる





「だっだって…。」







「そういやお前、総隊長の所に何しに行ってたんだ??」




『真央霊術院の入学試験受けに行ってた…。』






「Σマジかよ!?
ボロボロだっただろ??
勉強してる奴でも合格出来ないからな;」





『一応、満点…。』





「「満点!?」」




二人が目を見開いて驚く





「まっ満点!?」



「では合格したという事か??」




『うん!』






「スゲぇな桃葵!」





「満点なんて十年に一人しか居らんぞ!
さすがだな!」






私は二人に誉められて嬉しくなった






明日からは寮で生活しなきゃいけない…。



『なんか寂しいな…。』



「直ぐにまた会えるさ!」


「休みの日には帰ってこいよ!」





恋次とルキアが励ましてくれる





『うん!私、立派な死神になれるように頑張るよ!』



















大切な人を守れる為に強くなりたい…。









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