氷原の雪姫
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『失礼します、藍染隊長か桃ちゃんいらっしゃいますか?』
「あっ桃葵ちゃん!」
『久し振りw♪』
出てきてくれたのは桃ちゃんだった
「最近お互い忙しくてあんまり遊びに行けないね;」
『ホントにね;
また今度暇あったら甘味処でも行こうよ♪』
「うん!」
『そういえば今日藍染隊長は?』
「なんか朝からいらっしゃらないけど…………」
ふ〜ん
それは好都合
「あっ桃葵。」
『よっ凪!』
私の親友西園寺凪も金髪をウィッグで隠してる
「あっ私は書類届けてくるから待たね!」
『バイバイ♪』
桃ちゃんがいなくなったのを確認して話す
『…………市丸のとこか…』
「多分ね、あと烈火からの連絡で東仙が動き出したみたい。」
『チッ、予想外れちゃったか。
トップの二人は抑えといた方がいいと思ったんだけど…』
「まぁ、いいじゃん。
藍染の方は動きがありしだい報告するね。」
『お願い。じゃあ私はそろそろ戻るね!
何かあったら地獄蝶に伝えといて。』
そう言って私は5番隊をあとにした
桜月隊はまだ総隊長以外誰にも知られていない
円滑に情報収集するためみんなには平隊員や下位席官として護挺十三番隊に潜入してもらってる
『冬獅郎に隠し事はしたくないんだけどな…………。』
ポツリと呟いた独り言は
夕闇のソウルソサエティに響いた
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