氷原の雪姫

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「霜天に坐せ『氷輪丸』!!」




『清流に流よ『水蓮』!!』







狼と竜が次々と虚達を薙ぎ倒す











『徹夜決定だねっ!!』





近くに来た虚の仮面から切り捨てながら冬獅郎に叫ぶ








「ちっ!どっから湧いて出てるんだよっ!?」








『あー、卍解して皆殺ししたい。』






「四十六室に連行されるぞ。」






『それは勘弁。』




















結局虚退治は真夜中まで続いた






『冬獅郎、寝なくて大丈夫?』





「これぐらい平気だっ!」






『だって、今日お昼寝もしてないし。』






「それ人前で言うなよっ!?」







瀞霊廷内は何だか慌ただしかった






『何かあったのかな?』






「さぁ?」














「桃葵隊長っ!!」






向こうから見知った顔が走ってきた







『烈火に緑花まで。

こんな時間にどうしたの?』








「緊急隊長会議っ!

至急日番谷も桃葵隊長も一番隊へ向かってください!!」






「桃葵たいちょー、羽織!!」




緑花から桃色の冬獅郎とお揃いの羽織を受け取る







背中に背負うは春の花








『行こう冬獅郎っ!』





「あぁ。」














































イマガ、シアワセダッタ、ハズナノニ


























『総隊長、今何と………。』
















「人間への死神の力を無断で譲渡したことにより
朽木ルキアを重犯罪人とする。

















ヤッパリ"ゲンセ"ナンテキライ











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