氷原の雪姫
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隊首会は旅禍を見逃した市丸隊長への対処
しかしその途中、防護を破った旅禍の瀞霊廷侵入で中断となった
『助かりましたね、市丸隊長。』
「ホンマやなー。
久しぶり桃葵ちゃん。
最近姿見んかったけど何処いっとったん?」
『現世の方へ。』
「あら、じゃあこの旅禍倒してくれとったら良かったのに。」
『六番隊の朽木隊長が倒していたと信じてましたので。』
「義理の兄にきっつい事言うなぁ。
君には言うといたるけどアレ、ルキアちゃん救いに来た王子様一行やで。」
『敵地に乗り込んでくるなんて馬鹿丸出しですね………ってなんですか、人の顔じろじろ見て。』
「てっきり桃葵ちゃんはその旅禍側につくと思うたから。」
『は?』
「だってルキアちゃん助けたいんやろ?」
『馬鹿言わないでください。
どうしてルキアの罪を作った奴等と協力するんですか?』
「おーこわこわ。
可愛い顔が台無しやで。」
『余計なお世話です。』
「そう言えば君の彼氏に僕、目ぇつけられとるみたいなんやけど?」
冬獅郎とはさっき会ったけど挨拶ぐらいしかしていない
今回の一件が収束、私が目的を達成するまで会わないつもりだったし
『それはご自分の行動振り返ってみてください。
では私はこれで。
サボりの三番隊長と違って持ち場につきますから。』
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