氷原の雪姫
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またあの夢…。
「久しぶりに会えたな…。」
今日の雨は小雨だ
『私のせいでルキアが…。』
「お前はどうしたい??」
狼が聞いてくる
『…ルキアを助けたい!』
「それは傷を治したいということか??」
違う…。
『私は…
ルキアを助けるために…
強くなりたい!』
「ようやく答が見つけれたようだな…。」
今まで赤かった狼の目が蒼くなった
「お前を私の主として認めよう。」
『主??』
「私はお前の斬魄刀だ…。
我の名は…………。」
「今からお前も食ってやるよ」
虚が再び爪を降り下ろそうとした
「水蓮!!」
ザッ!
「なっ何…………!?」
虚の顔が割れる
今の私は死覇装を着て
柄が蒼い斬魄刀を持っている
そして虚は消えていった
私はルキアを担いで瞬歩で門へと向かった