氷原の雪姫
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―剣術大会当日
一年生は一番前にクラスごとで並ぶ
私と冬獅郎は小さいため
二人並んで一番前へ
隊長席を見ると何人かが手を振ってくれている
私も笑顔で手を降った
―隊長席―
「おい、来たか??」
「う〜ん…。まだみたいね…。」
「早く桃葵に会いた〜い♪」
恋次、乱菊、やちるの順に騒いでいる
「みんな誰探しとんの??」
市丸ギンが三人に尋ねる
「桃葵ちゃん!」
やちるが答えた
「桃葵ちゃんって朽木隊長の所の養子やろ??
一回どんな子か見てみたかったんや♪」
「僕も見てみたかったんだよね〜♪」
京楽もニヤニヤ笑い出す
「桃葵は私の二番隊に入れるのだからな!」
砕蜂も話に乱入する
「違うよ!桃葵は十一番隊に入れるんだもん!」
やちるが再び騒ぎ出す
「ほらほら来たわよ!」
乱菊が向こうに手を振る
「エライ可愛い子やないの♪」
「ホントだ〜♪」
「隣にいる子、超カッコイイわよ!」
「「何っ!?」」
乱菊のこの言葉に反応したのは…。
「桃葵、変な奴に捕まってないだろうな!?」
桃葵のお兄さん代わり2の恋次と
「どんな奴だ!?」
桃葵のお兄さん代わり1の白哉…。
「でも、なかなかお似合いではないか♪」
「ルキア!てめえ何でいるんだよ!?」
「うちは今、副隊長が居ないから朽木を連れてきてあげたんだよ♪」
「何れ程成長したか楽しみだな♪」