氷原の雪姫
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総隊長の開会の言葉が終わり
早速競技に移る
『冬獅郎、後でね♪』
「あぁ、絶対に負けるなよ!」
『そっちこそ!』
冬獅郎と別れて競技場へ入る
私は第四試合か…。
順番は直ぐに回ってきた
相手は自分の斬魄刀も持っていない
「始めッ!」
コンマ数秒で勝負はついた
「勝者朽木桃葵!」
まずは一勝♪
その次もどんどん勝ち進み
1年女子の部で見事一位になった
でも、これからだ!
―隊長席―
「桃葵、一位になったわよ!」
「兄なら当然だ…。」
「それぐらいなら桃葵は楽勝だ!」
一年生はシード権を得られ
いきなり六回生一位と対戦する
六回生は斬魄刀を持っていた
あんまり長引かせたらダメだな…。
「始ッ…。」
六回生が倒れる
生徒達は何が起こったのか分からない…。
「…………ハッ!
勝者一回生朽木桃葵!!」
途端に一回生の女子から歓声が上がった
男子の方も騒いでいる所を見るとあいつも一位になったみたい
次が本当の勝負だ
「あっあれって瞬歩よね!?」
乱菊が驚く
「あの子瞬歩も使えんの??」
市丸ギンも驚いている
「そういやあいつ初めて死神になった時もいきなり瞬歩で移動してたな…。」
「あっちも桃葵のボーイフレンドが勝ったみたいよ!」
「ほな1年同士の対決か!?」
「決勝戦で一回生同士が戦うなんて
霊術院初じゃないの??」
京楽が総隊長に聞く
「うむ…。あの二人もしや既に…。」