氷原の雪姫
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「それでは始め!」
水蓮が私に見えなくなるまで逃げる
恐らく始解で足止めしとも
ほとんど無しに等しいだろう…。
一か八かやってみるか!
鬼道で霊圧を消して水蓮に近寄る
『清流に流れよ、水蓮!』
水蓮の足元に水溜まりが出来る
「これぐらい動作もない!」
水蓮が水溜まりから飛び出てくる
今だ!!
『破道の四白雷!』
水蓮が電撃を飛ばす
「なかなか案は良かったが
これでは私は捕まえれないな♪」
『ううん、捕まえれたよ♪』
「何っ!?」
線に水蓮が絡まる
『破道の十二伏火!』
水蓮が爆発する
『破道の十一綴雷伝!!』
霊圧の糸に沿って雷撃かはしる
「…合格だ。」
炎の中から傷だらけで出てきた水蓮は笑っていた
「しかし糸には気付かなかったな…。」
水蓮が悔しそうに言う
『曲光で見えなくして霊圧も消してたからね♪』
「さすが私の相棒だな…。」
『相棒って…;まだ出会って数ヶ月しか経ってないのに;
前も言ってたよね??』
「いずれ分かる…。
では卍解はまた今度教えよう。
明日は現世実習だから早く休め!
そんなに鬼道を使ったらクタクタだろう?」
確かに体の至るところが痛い…。
『もう歩けない;』
「仕方ない奴だな;」
水蓮が私を背中に乗せてくれる
「今日だけだぞ!」
やっぱり水蓮って優しいな♪
冬獅郎みたい…。
『ありがとう♪』
明日は頑張らないと…………。