氷原の雪姫
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「それでは今から現世へ出発する!
俺達に続いて順番に来い!」
六回生の後に一回生がついていく
「大丈夫か??」
隣の冬獅郎が聞いてくる
『もう大丈夫♪
今回は六回生が何人もいるし、それに…………。』
「?」
『冬獅郎も居るから♪』
私は冬獅郎に微笑んで言った
『あれっ?冬獅郎、顔赤いよ??』
「Σ何でもない//
ほら、行くぞ!」
私達が最後だ
冬獅郎が門に入ろうとする
私も入ろうとするが足が震える
やっぱり恐い…。
すると手に暖かい物が当たる
見たら冬獅郎が私の手を握ってくれている
「ほら、さっさと行くぞ//」
『…うん!』
私達は手を繋いで門へ入っていった
この後に起こることなど二人は思いもしなかった…。
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