氷原の雪姫

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「あっ桃葵さん!」


四番隊の診療所に入ると七席の花太郎が気付いてくれた



『卯の花隊長居るかな?』


「さっき帰って来ましたよ!
またしんどいんですか??」


花太郎が恋次と同じ心配そうな顔をする



『ちょっとだけね…。』


















「―前回の診察より霊圧が三倍も上がっています。」


検査結果を見た卯の花隊長が私に告げる



『三倍!?』


「それだけの霊圧を毎日抑えていたら普通は自分の体が持ちません。
貴方の体自体もかなり丈夫ですね。」



『それはどうも…;』



「但しこれからもまだまだ上がっていく確率が高いですね。」


『やっぱり病気なんでしょうか??』

私は心配になり隊長に聞く



「いいえ。恐らく元々あった霊圧が
貴方が死神になったことで再び戻ってきているだけでしょう。」


『良かった〜♪』




「それでこの件を総隊長にお話ししたところ
今日の夜、十時に一番隊長室まで来るようにとの事です。」



『総隊長が!?』








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