氷原の雪姫
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『ル゛ギア゛ァァァァァァ!!!』
「うおっ!?」
ルキアが私の勢いで倒れたが知ったこっちゃない
『やっばりげんぜなんじぇろぐなごどながっだじゃにゃい!!
なんでい゛っだのよぉぉぉぉぉぉっ!?』
「………日番谷隊長、怪我をなさってらっしゃるのにすみません。
通訳お願いします。」
「恐らく『やっぱり現世なんてロクなこと無かったじゃない、何で言ったのよぉ!?』」
「隊長、桃葵の声真似上手いですねwww」
『もうルキアの馬鹿!!!
大馬鹿ものぉぉぉぉぉぉっ!!』
「ほらほら落ち着け、桃葵;
じゃがりこあげるから、な?」
『………………ぽりぽりぽり。』
「「「(かっ可愛い!!
何この可愛い生き物っ!?)」」」
『………これで(ぽり)許して(ぽりぽり)もらえると思ったら(ぽりぽり)大きな(ぽり)間違い(ぽり)だから(ぽりぽりぽり)ね!!!』
「「「(両手持ちとか癒される〜)」」」
大量出血の瀕死状態にも関わらず
とても穏やかな顔の隊長格達
「朽木さん、とりあえずこっちに来てください。
応急処置を致しますので。」
「「『はい。』」」
まぁ、当然と言えば当然だが
現地点に朽木は三人いる
「………えっと、妹さんの方でして。」
「『はい!』」
「あ゛ー、桃葵さんお願いします。」
『了解しました!』
まさかこんなときにこの名字で困ることになろうとは
「では少し採血させていただきます。」
おぉ………痛い。
「………桃葵さん、ホントに体調大丈夫ですか?」
『ちょっとまだふらふらするんですが、薬射たれた直後よりは全然平気です。』
「よく生きてられましたね。
もし貴女の血で中和反応が起きてるから良かったものの
普通の死神なら頭にまで毒がまわり即死ですよ、」
「藍染のヤロォぉぉぉぉぉぉっ!!!」
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