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pipi…
ブ「ぅ゛ーッ。」
母「ほら。体温計だしなさい。
ぇーっとっ…39,8°
熱あるわねぇ。今日はおとなしく寝てなさいよ?
母さん風太(弟)達送って仕事行くから、お昼はお姉ちゃんに作ってもらってね。
お姉ちゃん午前授業って言ってたし。
じゃぁ、行ってくるわ。」
ブ「う゛ぅーっ。いっでらぁーっ」
マジ体調わりぃーっ。
俺が風邪引くなんて何年ぶりだぁ?
5年くらい?←
そーいえば、俺が寝込んでる時っていっつもお姉が看病してくれてたっけ…。
懐かしいぜぃ。
そーいえば昔も今日みたいな事あったよなぁーっ・・・・・
など、考えているうちにブン太は眠ってしまったようだ。
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母『えーっと、38,5°…あんた風邪よっ!?』
風邪って思ったよりつらいぜぃ…。
ブ『ゲッホゲッホッ!
ぅ゛ーっ』
母『どーしましょっ。
今日母さん大事な会議有るから仕事に行かなくちゃだしっ…』
俺の母さんは結婚してもバリバリのキャリアウーマンだから仕事で結構忙しい人だった。
だから、俺はひとりぼっちはなれてるから母さんに
ブ『かぁーさん仕事行ってこいよっ!
俺、男の子だし一人でもダイジョブだからっ!』
そーしたら、母さんすげー喜んだ顔して
母『ホントっ!?流石ブン太ッ!丸井家自慢の長男だわッ!』
俺、正直この言葉聞いて嬉しかった!
普段母さんに迷惑ばっかりかけてるから、安心させてやれなかった。
母『もし体調悪くなったらすぐ連絡しなさいよ?』
ブ『うぃーっ』
体調悪くなったら…ってか、すでに体調悪いぜィ(汗
そして、かーさんが部屋から出て行って、すげー家の中が静かで寂しかった。
普段こんな静かなこと無いから恐怖もわいてきた
怖くて怖くて早く誰か帰って来て
と願いながら、俺は眠りについたっ。
眠っている間もすごい寂しかった。
でも、急に俺の右手が温かくなって淋しさも無くなってきた。
けど、まだ少し寂しかった。
その時俺は握っている人の声をすごく聞きたかった
(まぁー、ねえちゃんか母さんなんだけどよ)
ソー考えてると
手を握ってる奴が
『早く風邪なおしていつものブン太に戻りなよ?
あたし達家族みんな笑顔でいっつもうるさくってお菓子ばっか食べてるアホなブン太の事大好きなんだからっ。
早くみんなの大好きなブン太に戻りなさいよ?』
一言余計だけどその言葉が嬉しかった。
寂しかった俺の心を満たしてくれた感じがした。
その時以降ねぇーちゃんは毎回俺が風邪を引いたりして寝込んでいると
この言葉をかけてくれるようになった。
手を握って。
それで俺は毎回淋しさを乗り越えられたっ。
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『ーーアホのあんたが大好きなんだから。早く直しなさいよ?』
まただ、相変わらずねーちゃんは・・・
ブ「一言余計なんだよぃっ(苦笑」
『あはは。あんたが復活するまでまってかんねっ!(笑』
ねーちゃんは俺に微笑むように笑いかけてくれた。
俺はねーちゃんのこの笑顔が大好きだぜぃ!
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文才無くてすいませんでたっ!
次のページにおまけ有りますのでどーぞ!
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