復活夢
□可愛いなんて
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「此処!!絶対ねらってますよね!可愛さMAXですもん…!」
「あはは…」
今、俺は彼女を部屋に呼んで居る。
なつめは部屋にある素顔の少年のDVDを見つけて、みたい!と云っていたので、見せてあげている。
なつめも持ってるのに、なんでかな。
でも、褒めてくれるから良いか。
でも俺以外にカッコいい云わないで欲しいな。
「もう一度…此処!『誰にも触れさせたくない』てトコ!可愛いです!ねらってますよね?」
「……うん、佐藤Pに可愛くやってみて、て云われたから、やってみたらOKでちゃったんだ…」
「やっぱり…!でもこれは豊永がやるより、ピω゚コさんがるから似合うんです!男はピコさんだけでいいの!トッシーは、此処は両手を広げてですねぇ…こう、誰にも」
「まてまてまて!何でピコって分かったの!!!?」
「動き似てるなぁと」
はぁ……バレバレですか。
まあ良いか。
相変わらずこうすれば可愛いよと伝えてくるなつめを眺めれば、嬉しそうにこちらを向く。
「でも、やっぱり豊永は可愛い//…あ!みーたん可愛い!カッコいい!!////」
「ちょ、」
可愛い可愛いだなんて。
いや、それよりだからカッコいいとかやめたって!
俺は我慢が出来なくなって、相手が座ってるソファに近付いて強引に上に押し倒した。
「……と、よながさん?」
「ちょっとおいたが過ぎるよ?」
「えっと………」
「男が可愛いとか云われて嬉しくないから」
「えΣでも、写真とか見てると普通に可愛くやってるように見えるから嬉しいかと!」
Σはー……
何云ってるんだこのこは…。
髪を撫でて強引に相手の唇にぐっと自分のソレを押し付ける。
勿論なつめは吃驚して押そうとしていた。
でも、幾ら俺でも女に力で負ける訳がない。
塚女より女子だぞ、女子。
「んんッ!」
下唇を軽く食んで空いた口に舌を滑り込ませると、いやいやと首をふる。
角度を変えてその反応を暫く楽しんで、ゆっくりと離した。
「ぁぅ、ふぇ、あぁああ///」
「なつめにはカッコいい俺でいたい。ましてや他の男にカッコいいとか云わないで。」
「はぃい//」
もう一度キスをして、恥ずかしさで泣きそうななつめを、待受けにしてみた。
end.