小説

□荷物検査
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「今から荷物検査を始める!!」

「・・・ハイ?」

ここはシロの部屋、特に何もすることがなかったシロは本を読んでいたが突然現れたアインシュの言葉に疑問に思った

「あの、なんで荷物検査をするのですか?」

「うむ!ここ最近部隊に不必要な物を持ってきて仕事をしない者が多くなっているからな、仕事がはかどるようにそういう物を回収しているのだ。」

なるほど、確かにここのところそういった者達が増えていたな、と思いおそらくアインシュが見ていくだろうリストを見ていると、

・・・・ナナ

「・・・・・」

検査が終わってアインシュは次のところにいこうとしたら・・・

「アインシュ君、私も一緒に見回ってもいいですか?」
「うむ?別にかまわないがどうしてだ。」

「今日は特に何も用事が無いので・・・」

「うむ、まあいいだろ」とすぐに許可をした。

実はシロはナナと付き合っていて、ナナが何か変な物を持っていないか知りたかったのだ。

(ナナに限ってそんなことは無いだろうけど・・・)
ただ、うちの部隊はアレであるからナナにいらない知識を教えたりいらない物も渡しているかもしれないからである。

(もし、そんな物があったら渡したやつをぶん殴る!!!)

とそんなことを考えているシロであった。
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