記念小説

近距離恋愛
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いつからだっけ



高杉とこんな関係になったのは




…ああ、そっか。





アイツと共に戦ってた時からだ


戦場で理由もなく自然とお互い身体を重ねたんだった



高杉は俺が好きなのかな?



聞いたことがないからわからない



今まではただ気持ち良くて身体の相性いいなら別にどっちでもいいや〜とかって思ってたんだけど



最近それが気になる





だって俺が

高杉を好きになってしまったから













ふと目が覚めると目の前に高杉のドアップ。
深い紫色の鷹眼が優しく真っ直ぐに俺を見つめていた。

「っ!?」

「起きたか」

「お…おお……お前いつから起きてたんだ」

「さっき。アホ面で気持ち良さそうに寝てたぜ?」

「…人の寝顔見るなんて悪趣味だな…」


恥ずかしくなってもぞもぞと布団を被ると簡単に剥ぎ取られた。


「なぜ隠れる」

「いや、見るから」

「見ちゃァ駄目か」

「駄目」

「あァ?なんで」

「なんでもっ!いいから布団返せコノヤロー!」


高杉の手から布団を奪い取るとまた自分にぼふっとかけて潜った。

恥ずかしい。
なんかものすげー恥ずかしい!!
昨夜もっと恥ずかしい姿見られたけど!それとこれとはなんか違うんだって!



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