記念小説
□つないだ手は灰色
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昔から何もかもが逆だった
見た目も性格も
『黒 と 白』
真逆の色
相容れない色
呑み込まれる色
俺は黒になんて
染められてたまるか
「ギャアギャア騒がれねェのも淋しいもんだな」
薄ら笑いを浮かべながら手で首筋を撫でられびくりと肩が跳ねる。
抵抗することも出来ず服は脱がされ、瞳が舐めるように全裸の白い体視姦する。
もはや諦めにも似たような感情を抱く銀時はただ天井を見つめていた。
…マジでこのまま大人しくヤられちゃうのか俺は。
ストーカーに犯されたって警察に言えばコイツ捕まえてくれっかな。てか男が男にヤられたなんて恥ずかしくて口が裂けても言えねーっつーの!
誰かこの変態に裁きを…!!