お題お話

スキンシップとセクハラ
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「いや〜あそこで粘ってよかった。マジで今日の俺はついてるぅ♪」


フンフン鼻歌を歌いながら、俺はかぶき町を歩いていた。
久しぶりにパチンコで勝ってご機嫌なのだ。


「特大パフェもいいなぁ〜イチゴフェアーやってたし……んおっ!?」


グッと肩を誰かに捕まれ後ろに引っ張られる。


「銀時ィーヤらせろォ」


「テメ、どっから現れた変態ヤロー!真っ昼間からそういうこと言うもんじゃありません!!つか…手!!!」

首もとから忍び込まれてる手を銀時は引っ張り自分の体を離して距離をとった。

コイツの近くにいたらヤベェ…!
一瞬の気の緩みが命取りだ!


「おーおー。失礼奴だなぁテメーは。そんなに離れなくてもよ」

「どっちが失礼だ高杉!こんな道の真ん中で!」

「俺ぁ場所なんざ選ばねぇ」

「俺が選ぶんだよ!!」


クッソーこのニヤニヤ顔がムカつく!


「なぁ銀時ィ?最近釣れねぇんじゃねぇの?」

高杉は銀時の腕を掴み引き寄せる。
顔の近さ10センチ。
近い!近すぎるゥゥ!
…でもカッコいい!(アホ)


「たっ高杉くん?」

「俺ァこんなにもテメーのこと想ってんのによォ?」

「っ!?おまっケツ撫でんなァァァ!!」

「暴れろ暴れろ。どうせ無駄なんだからよ」

笑いながら俺のケツをムニムニと揉み始める。
こっのヤロー!!キンタマ蹴ってやろうかなぁ!


「銀時。お前変なことしたら只じゃおかねぇぜ?」


「へ、変なことって!?」

キンタマ蹴ろうとしたのがバレた!?
ビクビクしながら銀時は高杉の顔を見る。


「例えばそうだなァ、他の男と寝たりだとか」


銀時は目をパチクリすると、ププッと笑いだした。

「何が可笑しい」

急に笑われて高杉は眉を寄せ不機嫌オーラを漂わせた。

「だってよー!俺と寝ようなんて思ってる奴オメェ以外いねーのにっ…アハッ!」

「馬鹿かテメーは」

「バカ!?」

高杉だってバカなのに!
ムッとすると俺の髪の毛を撫でる。

「テメー可愛いんだからもっと自覚しろよ」

「…………」

「どうした?」

「……おまっ……………恥ずかしくねぇ?」


なにが、とシラッとできるお前はスゲーよ…。
俺恥ずかしくて熱が上がりそうなんですけど。

「だから、ヤらせろよ」

「だからの意味がわからないんですけど。セクハラで訴えますよ!!」

「こんなんセクハラの内に入んねぇよ。どっちかって言ったらスキンシップとか」

「入るわァァ!ドストライクじゃボケェェェ!!」





道のど真ん中でいちゃついてる二人を、遠くからまた子が涙を流しながら見ていた。


「晋助様…っ!また子諦めないっス!いつかまた子があの天パの毒から晋助様を救い出してみせるっス!!うぅっ………」





スキンシップとセクハラは紙一重。
要は、気持ちの問題である。










end









高杉は変態!(断定します)
また子すきです。可愛いよまた子ーまた次出したいです!


読んで頂きありがとうございました!

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