お題お話
□ありふれてなくもない家庭の朝
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「銀にぃ、金にぃ〜!髪がキマらないィ〜!あ、金にぃいないし」
そう言って現れたのは、これまた銀時にそっくりな――女子高生、パー子。
「だからツヤ〇ラアイロン、買ってよ!」
彼女もまた、兄達同様“超”がつくほど天パで、朝の支度に手間が掛かるのだった。
「いつものツインテで良いじゃねぇか。髪より化粧が濃い方がお兄ちゃんは気になるぞ」
「ちゃんと見て言え、この天パ!」
パー子の跳び蹴りが銀時の背中にキマッた
「双子で夜中までアンアンうるさくヤりやがって!思春期の可愛い可愛い妹と、お前には甥っ子がいるって自覚持て!」
「パー子ちゃん、落ち着きなさい!ツ〇グラなら金時くんが買ってくれるから!」
気付かれていないと思っていた兄としては、これを持ち出されてはイタい。
かくしてパー子は念願のヘアアイロンを手に入れたわけだが――
「ちょっと何よ!このちゃちなアイロン!“ひどいクセには無理”てなってんじゃない!!」
「ぱーこちゃん、こわい」
兄達に正座をさせて怒鳴るパー子に、ちび銀はそう棒読みで言ったのだった。
終。
ひぃん!ギントキーズ!個人的にパー子ちゃんがすきですわがままかわゆい^^
あんな即席イラストにほんとありがとうございます!萌えましたー!!