お題お話

ありふれてなくもない家庭の朝
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「銀にぃ、金にぃ〜!髪がキマらないィ〜!あ、金にぃいないし」

そう言って現れたのは、これまた銀時にそっくりな――女子高生、パー子。

「だからツヤ〇ラアイロン、買ってよ!」

彼女もまた、兄達同様“超”がつくほど天パで、朝の支度に手間が掛かるのだった。

「いつものツインテで良いじゃねぇか。髪より化粧が濃い方がお兄ちゃんは気になるぞ」

「ちゃんと見て言え、この天パ!」

パー子の跳び蹴りが銀時の背中にキマッた

「双子で夜中までアンアンうるさくヤりやがって!思春期の可愛い可愛い妹と、お前には甥っ子がいるって自覚持て!」

「パー子ちゃん、落ち着きなさい!ツ〇グラなら金時くんが買ってくれるから!」

気付かれていないと思っていた兄としては、これを持ち出されてはイタい。

かくしてパー子は念願のヘアアイロンを手に入れたわけだが――

「ちょっと何よ!このちゃちなアイロン!“ひどいクセには無理”てなってんじゃない!!」

「ぱーこちゃん、こわい」

兄達に正座をさせて怒鳴るパー子に、ちび銀はそう棒読みで言ったのだった。


終。





ひぃん!ギントキーズ!個人的にパー子ちゃんがすきですわがままかわゆい^^

あんな即席イラストにほんとありがとうございます!萌えましたー!!
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