03/26の日記

19:46
日記
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『銀時の1日』




朝にガキ共と仲良く朝食。

今日の担当はチャイナ娘らしくたまごかけご飯。
これで3日連続だ。
嫌そうに食べる銀時の姿が可愛くて思わずシャッターを切った。



それからメガネくんが洗濯物を干しに外へ出る。

正直お前なんか見たくねぇんだからとっとと中へ入りやがれ

一瞬目が合った気がした。

…気のせいだろう。



メガネくんが干し終わり、誰も居なくなったとこで1枚だけいちご柄のパンツを失敬する。

これは夜のオカズにしようと、そっと懐に閉まった。



銀時は夕方までジャンプを読んだりゴロゴロしていた。

完全にマダオだ
あっ、欠伸した!可愛い!
俺はまたシャッターを切る。



メガネくんが洗濯を取り込みに出てくる。


また目が合った気がした


…気のせいだと思いたい



少しすると三人が中から出てくる。

どうやら買い出しに行くらしい。
俺も銀時の手料理が食べたいがここはぐっと我慢した。


それから俺は銀時の背中に投げキッスをし、万事屋を後にした。




「ふぅ…きょうもいい1日だった」



パタンと日記を閉じると俺は部屋を後にした。





「土方さーん、近藤さんが呼んでますぜークソ土方コノヤロー。…あれ、いねーのか」



ガラリと扉を開けるとそこには誰も居らず、机の上に一冊の本を見つけた。


「日記?…へぇ、日記ねぇ?」



ニヤリと笑い、日記を持ち部屋から出ていく。



これは、面白い物を手に入れた。



まるで新しい玩具を手に入れた子供の様に、心が踊った。


これで土方を揺すり、転落させてやる
あのスカした面を踏み潰してやるよ



「あれ?沖田さん、何かいいことでもありましたか?嬉しそうですね」


「まぁね。あ、お前にもいいもの見せてやるよ」


「えっ?何ですかぁ?」



取ってきた日記を二人でペラリと捲る。



「…なんですかこれ。なにこの気持ち悪い内容は…うげぇぇ」

「土方の日記でさぁ」

「ええ!?副長の!!?ヤバいですよ見たのバレたら!」

「大丈夫だって。それにしても相当キモいなこれ。ストーカーじゃねぇか。旦那のこととマヨのことしか書いてねぇ」

「ああ、万事屋の旦那、何気に可愛いですもんねぇ〜。肌白いし、ふわふわだし」

思い出しながら山崎はへへへっと笑う。


「それ土方の前で言ったらブッ殺されるぜ?今旦那と付き合ってんでさぁ」


「そうなんですかー!?知らなかった…でも、それなのになんでこんなストーカーまがいなことを…」


「さぁ?これ、旦那に見せてやろっと♪」


パタン、と日記を閉じ俺はスキップをしながら山崎と別れた。



「沖田さん…本当に楽しそうですね……」

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