01/09の日記
16：46
銀時の不満 vol.4『How to 初夜』
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『How to 初夜』
キスをしてからというもの何事もなく数ヶ月が過ぎた
タイミングを見計らってるのか、それともヒヨったのか
手も繋いでキスもしてトントン拍子で進むと思ったらずっと一時停止。でも俺は土方と一つになりたい。
好きな奴とだったらそう思うのが普通だろ？
だから今夜は
「いらっしゃーい土方くん」
「お…おう」
万事屋へお招きしています
「ガキ共は？」
「今夜は泊まりー」
「へぇ…」
「お前も明日非番だろ？」
「まぁな。なんで知ってんだ？」
「え？うん、まぁ、そんな気がしたからなんとなく」
「ふーん」
全く気にする素振りを見せない土方は煙草に火をつけ紫煙をくぐらせた。
よかったぁぁ！コイツがバカで！
ほんとは沖田くんに聞いただなんて言ったらまた面倒くさくなるから止めとこう…
俺は作った料理をテーブルに並べ酒を開けた。
少しぐらい酔わせた方がヘタレは勢いつきそうじゃね？
そう思ってババァんとこからくすねてきた。ジャジャーン！
「じゃカンパーイ！」
「おー」
ガンガン土方に酒を注いで数時間。
「…土方くんってザルだっけ？」
「いや、今日は全く酔う気がしねぇ」
ファーーーック！！！
ありえねぇってマジこいつなんなの。いつもならこんだけ飲めばべろんべろんだろーがKY
「テメェ飲んでねーじゃねぇか」
「うっせぇKYマジKY」
「なんだその語尾は」
「もおいい…恥とかそんなんどうでもいいわボケがァァァァ！！！」
ぴょんと土方の上に飛び乗りそのままソファーの上に押し倒した。
驚いた土方は唖然とした表情で俺を見つめる。
やったぞ俺やってやったぞ俺これから勝負だぞ俺！！
ってかこれからどうしたらいいの？とりあえず押し倒したけどキスとかすればいいのか！？女と同じ様にすればいいのか！？
もちろん俺がリードするべきだよな？
テンパってきたああああ！
「…おい。顔真っ赤だぜ」
「へぇっ！？」
「そんなんで女抱けんのか？あ、抱かれるの間違いか」
ニヤニヤしながら俺の股間を足でグリグリ刺激してくる。
その刺激で形を変え布を持ち上げていくのを見て更に口元を上げ楽しそうに笑った。
「っ、なにしやがる…！」
「ムラムラしてたんだろ？だから俺を襲ったのと違うか？」
「べっつにィ！テメェがなかなか手ェだしてこねーからちょーっとからかっただけだしィ〜」
「じゃあ何でこんなに硬くなってんだこれ。俺に触られて勃っちまったんだろ」
「いちいちエロオヤジみてぇなこと言ってんじゃねー！ちょ、足動かさないでっ…！」
ぎゅっと土方の服を掴みビクンッと体を震わせた。
「おま……もう我慢できねぇ。ヤるぞ今夜は！」
「はぁぁ！？鼻息あれぇし急にどーした！」
「どーしたじゃねぇ！俺はずっと我慢してた！前に言ってたじゃねぇか段階を踏んで付き合っていきたいって！」
「てめぇは段階どころかずっと足踏みだったじゃねーか！俺のせい？俺のせいなのっ？」
いつも開いてる瞳孔が更に開き鼻息荒い土方は俺の腕を掴みぐるんっと体勢を変えて見下ろしてくる。
やる気出してくれたのは嬉しい。だけどちょっと怖いんですけどォォォ！
「銀と………ウッ……オボロロロロ」
えええええーー！！？
「ちょっ、はぁっ？普通に飲み過ぎじゃん！何が酔う気がしねーだよこの酔っ払いが！」
「オボッオボロロロ」
「大丈夫か？」
頭にタオルを乗せてうんうん唸る土方を見てため息を溢した。
飲ませ過ぎた俺もワリィんだけどさぁ…この状況で吐くか普通。
「…銀時」
「ん？気持ちわりーか？」
「今日は悪かった…その…出来なくて」
「い、いや…改まって言われると照れるんですけど」
「あーうん…次は大丈夫だから…」
「…ヘタレには期待してねーよ」
「ひでぇ！」
これからは酒の力に頼るのだけは止めようと心に誓った銀時だった
苦難の初エッチ、二人の行方はまた次回…
☆ｺﾒﾝﾄ☆
[ミドリ] 07-24 21:53 削除
初夜まで道のり長いですね(笑)
銀ちゃんがんばれ
[愛屍羅] 10-08 17:38 削除
頑張れ土方くんシリーズよみました。
面白いですね。
あの、よかったらmixi やってるので、来てください。
[銀桜] 01-27 17:29 削除
面白かったです
悩んでる銀ちゃんに萌えました
[さや] 06-25 01:44 削除
文章構成はだいぶ荒いんですけど
このシリーズ面白いですｗｗ
だいすきですｗｗ
ヘタレ土方最高
がんばる銀さん可愛いｗｗ
[高杉未来] 03-10 06:42 削除
土方さん…吐いちゃったんだ（汗）
どんだけヘタレなんだキミは（゜Д゜;;）
銀たん頑張れ!!二人の距離がもっと縮まることを応援してます（＾-＾）
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