ルナミの実
□イタズラ。
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ル&チョ「ナミィ〜!どこだぁ?」
ルフィ「ナミィ〜!!!!!ミカン分けてくれ!」
チョッパー「分けてくれ!」
ルフィ「どこだぁ?ナミィ〜!分けてくんないとおっぱいもぎ取るぞー!」
チョッパー「もぎ取るぞー!」
ルフィはチョッパーを肩車しながらナミを捜して船内を走り回っていた。
小腹が空いたルフィとチョッパーはつまみ食いを試みたが、夕食の支度中のサンジに追い出され、現在に至るわけである。
他のクルーたちはというと……
ウソップは何かの道具を工作中、ロビンは読書、フランキーはメンテナンス、ブルックはゾロのトレーニングを見ながら紅茶を飲んでいた。
肝心のナミは……
実はみかん畑で爆睡していた。
するとルフィとチョッパーがみかん畑へ侵入してきた。
ガサガサ。
ルフィ「あ!ナミだ!でも寝てるぞ!おい、ナミ起きろ!」
チョッパー「あー!ダメだよ、ルフィ!ぐっすり寝てるんだから、夕飯出来たら起こそうよ。」
ルフィ「そっか。後が怖いもんな。うん。チョッパーの言うとおりだ。みかんはコッソリ盗み食いしよう。」
チョッパー「えぇっ!!バレたらどうすんだよ…」
ルフィ「ちょっとくらい大丈夫だってぇ!番犬のナミ寝てるしよ〜!」
そのとき、ナミが寝返りをうち、それにチョッパーがびっくりして物影に隠れてしまった。
チョッパー「あわわわ。おれ、怖くて出来ねぇよ…。ナミに気付かれたら殺されるよ…。いゃだぁぁぁぁ!」
ルフィ「おい、チョッパー!」
チョッパーは恐怖のあまり、去っていってしまった。
ルフィは寝ているナミのそばにいった。
ルフィ「ナミ…可愛いなぁ。いつもは怖いけど。」
ルフィはナミの寝顔に吸い込まれるように見とれ、触りたくてしょうがなくなってしまった。
ルフィはナミの細い二の腕を撫で、カーディガンのボタンを外し、ナミの胸の谷間に顔をうずめた。
ルフィ「ナミ…。///」
ちゅぅぅぅ。
ルフィはナミの胸のふくらみにキスマークをつけた。
ルフィ「ん?まだ起きねえかぁ。しっしっしっ////じゃあ…」
ルフィは今度はナミに口付けをした。
チュッ。チュッ。
ナミ「…ん…。」
ナミの口元からつうっと唾液が流れた。
ルフィ「…ナミ…。エロいぞ。なんか止まらなくなってきたぞ…」
ルフィは息があがり体が熱くなるのを感じ、悪いと思いながらも、ナミの腕をつかみしゃぶりつくようにキスをした。
クチュ…チュッ…チュク…
ルフィは1人で気持ちがどんどんエスカレートしてしまい、ナミの服をまくりあげ、胸を揉み始めた。
ナミ「…ルフィ。」
ナミはいつの間にか目を覚ましていて、ルフィの頬に手を添えて泣きそうな顔をしていた。
ルフィ「ナミ!!す、すまねぇ!つ、つい///」
ルフィは殺されると思い、後ずさりした。
ナミ「…アーロンたちの夢みてたの。ルフィ…アーロンから助けてくれてありがとう。ずっとお礼がしたかったの。」
ナミは服を脱ぎ、ルフィの股関をさすった。
ルフィ「ナミ///何してんだよ!///」
ナミ「これが望みなんでしょ?ルフィだって男だし、ヤりたいんでしょ?」
ルフィ「…よせよ、ナミ。何で泣いてんだよ。」
ルフィはナミを抱き締めた。
ナミ「ルフィ…。私、アーロンたちに…」
ルフィ「言うな!言わなくていい!!そんな顔すんな!俺たちがいるじゃねぇか…」
ナミ「ふぇっ…うっ…ルフィ…ありがとう…。」
ナミはルフィに強くしがみついて大泣きしてしまった。
ルフィは自分のとった軽率なイタズラを死ぬほど後悔し、ナミのことを今までよりもすごく可愛いと感じた。
夕飯が出来たことを呼びにきたサンジは、物陰からそのやり取りを見ていた。
心に深く斬り込んだ痛みは、ルフィへの嫉妬心だった。
アーロンたちに受けた傷を癒せるのも、ルフィだけなんだと悟った。
そしてサンジは静かに去っていった。
end