囲碁部の日常
□五話
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五話 大会本番(前編)
慶「来てしまった…、ついにこの時が」
匠「あぁぁぁ(-o-;)」
露骨に嫌な顔をしている囲碁部一同。
秋の風が優しく吹き付ける今日この日。
ついに将棋大会の日を迎えたのだ!
陸「嬉しそうに言ってんじゃねえよキョン…(怒)」
大樹「地獄を見てくるか?(黒笑)」
…す、すいません(T_T)
先生「まぁまぁ、そういや涼介から伝言を預かってるぞ」
先生がみんなの前で小さなメモ用紙を出す。
それを興味津々で見守る。
先生「じゃあ読むぞ。(俺様率いる囲碁部のみんな、頑張ってくれよ。去年俺様が優勝したように今年も優勝しやがれ。まぁまぁ精々頑張りたまぇ!
P.S
天才涼介の背中を追いやがれ!)」
匠「殺す」
陸「塩素の海で泳がせてやる!」
涼介の手紙によって一時場が荒れたがなんとか落ち着き会場入りした。
場所はある学校の図書室なのだがそこには既に三十人近い人がいた。
そして全員真剣に盤面へ目を向けている。