PEACE WALKER


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06/14(Mon) 19:55
らんだああ

パスカルは死んだ。

塩田を見たかの様な目を開いてそこに横たわった。

「なかなか手の長いヤツだったが・・・」

ディストバはパスカルの開きっぱなしの目を潰す。

「こんなところで死ぬわけにも行かぬ。歴史に干渉するバカどもを始末せねば。」


パスカルの遺体の元を去り、基地内部へ潜入するのであった。



ぷんぷん。

「なんだ?」

座薬を持った戦士が見張りをしている。

おそらくパスカルのマネージャーだろう。

相当な訓練を受けていたに違いない。

「誰か居るのか?」

・・・・

俺たちは今二手に分かれて料理している。

大勢でのクッキングは難しい。

チームアルファは今照り焼きに、ベータは座薬の調達にダクトへ向かった。

戦士が座薬を挿入した直後、天井のダクトに穴が開いた。

バーン!

「?!」

「後ろだ」

敵の背後からケツに手を回し、力を入れて行動不能にした。

「動くなよ。」ナツメが言う。

「ちっ・・・何者d」

グイッ

「おい、しゃべるな!」

ナツメは誰もいない部屋にそいつを引きずり込み、ドアを閉めた。

バサッ

「おい、キサマ何をしている」

「えっ・・・なんだって?」

「なにをしてるかと聞いているんだああ?!」

ナツメは戦士をぶった。

戦士は半泣きになりながらも

「えぇ?おれのことか?座薬を挿しただけだよお」

「そうだ、それだ」

「オレは痔なんだ」

ベシン!

「行き止まりだったぞ」

「はっ、やはりお前には見えねぇか」

ベシン!
ボカッ

「よし、十分だ・・・」

ナツメは部屋を去り、合流地点へ向かった。

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06/07(Mon) 21:08
レッツ

パスカル「マーディラスが見えてきた。」

 目の前には無数の墓地が広がっていた。

ケンシロウ「こんなところに結界が?」

みぞれ「ええ。この地は昔の闇の王との戦いで、死んだ戦士達が埋葬されているの。」

ナツメ「闇の王はそんなに被害をもたらしたのか。」

みぞれ「そう、とてもよ。」

ケンシロウ「じゃあ、また復活すればもう、止められないかもしれないのか。」

パスカル「そうだな・・・」

ケンシロウ「なんとしても、封印をとかせてはいけないな。急ぐぞ。」

 しかし、その時。

???「そうはいかせん。」

 目の前に一人の男が立ちふさがる。

パスカル「誰だ。」

???「俺の名は、ライト。ディストバの仲間だ。」

みぞれ「そんなあなたが、何のよう?」

ライト「もう分かっているだろう。俺は貴様らを足止め又は抹殺のために来た。」

パスカル「なめられたものだな。たった一人で。」

ライト「そうかな?」

 ライトはそう言って、ズボンから二つの銃を出す。
 
ライト「いくらケンシロウやナツメといえども、銃には、かなわないだろう。しかも、この銃は特別製。銃の速さは音速に近い。ついたあだ名が、サウンドだ。」

ケンシロウ「音速ともなると、流石にやばいか。」

 ケンシロウはいつになく弱気だった。

ナツメ「俺も音速は避けれない。」

 ナツメも無理そうだった。
 そんな中、一人笑みを浮かべている人がいた。

パスカル「たかが、音速といえども、空気の力に勝つ事はできなかろうて。」

ライト「余裕だな。」

パスカル「ん?一直線であたらなければ何も怖くない銃が相手で、何が怖いというのだ。」

ライト「君は音速の意味が分かっているのか?避けられないものだから、怖いんだよ。」

パスカル「フン。あたらんわそんなもの。さあ、かかって来い。」

ライト「良かろう。行くぞ」

 パンパンパン。
 ライトは構えていた銃を、連続して撃つ。
 それに対して、パスカルはとっさに、手を合わせる。

パスカル「レム真空波。」
 
 ドーン。
 光がパスカルの前に現れる。
 それと共に、銃弾が止まる。

ライト「ほお。真空波をだして、音速を止めたか。」

パスカル「どうだ?お前の銃がいかに無力か分かっただろう?」

ライト「そうだな・・・・・・”この”銃が無駄な事は分かった。」

パスカル「この銃だと?」

ライト「銃使いが2つの銃だけに頼ると思うか?」

パスカル「他にも、あると?」

ライト「無い訳がない。まあ、でも色々だすのも面倒だ。もう、最終兵器を出そうかな。・・・行くぞ。」

 ライトは両方のポケットに手を突っ込む。
 そして、手を出す。
 バーーーーーーーン。

パスカル「何やっても同じこと。レム真空波。」

 しかし・・・・
 カスッ。

パスカル「くっ。かすり傷?」

ライト「真空波が無ければ、お前は死んでいた。だが、次は外さない。二発撃てばお前も終わりだ。」

パスカル「・・・・・・・・・。なめられたものだな。俺の技はレム真空波だけじゃない。」

ライト「君がいくらやっても、空気の力じゃどうにもならんさ。」

パスカル「それはどうかな?この技は使いたくなかったが、するしかない。」

ライト「何であろうと、潰すまで。食らえ。」

 バーーンバーン。

パスカル「鏡花水月。」

 パスカルの体が小さく左へ動く。
 しかし、銃弾は確実にパスカルに向かっていっていた。
 
ライト「さらば。」

 しかし・・・・
 シュン。
 銃弾はパスカルの体をすり抜けた。

ライト「なんだと!?」

パスカル「鏡花水月は、鏡の中の花、水に映る月。そこにあって、そこにない。そこにないようで、そこに存在する。君が俺を認識する事はできない。」

ライト「黙れ。」

 バンバンバンバンバン。
 ライトは連続うちをする。
 しかし、すべて、パスカルの体をすり抜ける。

パスカル「だから言っておろう。認識できないと。じゃあそろそろ、いこうか。」

 そこから、一息つき。

パスカル「鏡花水月、剛!!。」

 ドカーン。
 ライトの腹に穴が開く。

ライト「グハッ。・・・何故。」

パスカル「知らないかな?蜃気楼の定理。」

ライト「蜃気楼?」

パスカル「そう、空気の密度の違いによる。光の屈折。その定理を利用した。ゆえに、君に届くのは偽りの光・・・残念だったな。」

ライト「永遠に認識できないわけだ・・・」

パスカル「君はもう動けない。パスカルをなめすぎたな。さあ、とどめの時間だ。鏡花水月、剛。」

 ドカーーーーーーーーン。

 非常の音が、響き渡った。

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06/06(Sun) 20:19
みぞれ

「ここは・・・・・・・?」

ナツメが言った。

「町からは全然解らなかったぞ・・・・・・」

この場所はとてもひらけた場所に祭壇と謎の魔法陣の描かれた地面がある場所だった。

「むぅ・・・・・・気圧によるとあの町に2人はいるみたいだな。」

「マーディラス・・・・・・・!」
ナツメが感慨深げに言った。

「そうか!ボトクの計画が解ったぞ!」

みぞれが言う

「何だと!!!!!」

「教えてくれないか?」

「うん」

みぞれは話始める

「多分ここは三大冥王が闇の王を封印した、封印の祭壇に繋がるところね。」
「封印の祭壇?」

ナツメが尋ねる

「うん。三大冥王の力によって封印されてるの。ボトクは多分、闇の王を復活させようとしている。本来、三大冥王なら闇の王の復活なんて以っての外なんだけど・・・・・・・・・あいつは魔族に堕ちてるから多分そうだと思う。」

「そいつは1人でも封印を解いたら目覚めるのか?」
「ううん。多分3人が伝承者もなしに死ぬか、3人が封印をとかないかぎり大丈夫だと・・・・・」

「いや、違うぞ」

今まで黙っていたパスカルが口を開いた

「前に・・・・・白亜様が言っていたんだけど、2人が封印をとけば目覚めてしまうらしい。」

「何だと!!!」

パスカルは続ける

「なんでも、時が経つにつれて封印が弱まっているみたいだ。だから白亜様は冥王召集を呼びかけてたんだがな。」

「なるほど。だがボトクがいる以上無駄ってことか。・・・・・だけどみぞれはなんでそんなに知っているの?」

ナツメが尋ねる。当然の理由だろう。

「私はそんなこと知らなかったぞ!」

「みぞれ、俺の質問を無視しないで。」

「ああ。ゴメン。私は三大冥王の1人なの。」

「「「なにーーーー!?!?!?!?!?」」」(ナツメ&パスカル&ケンシロウ)

「今まで黙っていてすまなな。」

「なるほど。でも白亜が死んで今は冥王が1人たりないんだろ?なんならみぞれを守れば大丈夫ってことだよな?」

とナツメ

「いや、そんなに甘くないんだ。ディストバとか言うのは白亜の魂ごともっていったから、多分ディストバが三大冥王ね。」

「くっ・・・・まずいな。いそがないと・・・・・でもなんで2人はマーディラスに行ったんだ?」

「祭壇に近付くにはマーディラスの城の心臓部にある常闇の祭壇の結界をとかないとダメなの。」

「そうか・・・・・ならまだ間に合うってことだな。みぞれは俺も知らいようなことを知っている?」

「私は両親に連れられて常闇の祭壇に行ったことがあるんだ。」

「ふむ。なら何故ボトクとやらは知っている?」

とケンシロウ

「ボトクと私は幼なじみなんだ」

「なぁにーーー!?!?!?!?」

「まさか・・・・」

「あいつの名前は霧亜。あいつと一緒に祭壇にいったから解ると思う。」

「じゃあみぞれは俺と同じだな」

ナツメはそう言って笑顔をみせた

「うん」

少し赤くなりながら言った

「じゃあ行こう。間違った馬鹿に教えてやろうじゃないか!」

「しかし突入には骨が折れそうだな。」

とパスカル

「それはマーディラスに行ってからだ、行くぞ!」

「「「おー!!!」」」(みぞれ&ケンシロウ&パスカル)

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06/05(Sat) 20:52
レッツ

パスカル「なんだったんだ。今のは・・・・。我が先祖が・・・」

ナツメ「奴らはディストバとポトク。」

パスカル「ディストバとか言うのが、我が父を殺した。許せん。」

ナツメ「そうだな。すまん。」

みぞれ「どうして、あなたが謝るの?」

ナツメ「奴は・・・・・・。あいつは、俺の実の弟なんだ。」

みぞれ&パスカル「弟!?!?!?!?」

ナツメ「そうだ。だが、俺の知っている奴は人殺しじゃなかったんだが・・・」

ケンシロウ「人は、変わる。その事実は受け止めなければならない。」

ナツメ「そうだな・・・。」

みぞれ「まあ、それはいいじゃない。それより、これから、どうするの?」

パスカル「俺は奴を追ったほうが良いと思う。それがすべての解決において、一番手っ取り早い。まあ、俺は、ケルビン]世であるみぞれがいなければ存在できないから、みぞれが、無理だと言うのなら行けないが・・・」

ケンシロウ「でも、やつは痕跡を残していない。奴の居場所は分からない。」

ナツメ「いや、それなら分かる。多分、我が祖国にいる。俺は奴に国を任せて、出てきたからな。」

パスカル「その、祖国と言うのは、温泉娯楽都市ニューヨークの近くか?」

ナツメ「そうだ。ニューヨークの隣町、フォックスだ。なんで、分かったんだ?」

パスカル「いや、奴の周りの気圧の変化を追っていったら、ニューヨークにたどり着いたんだ。」

ケンシロウ「そんなことが、できるのか。」

パスカル「まあ、パスカルだからな、空気のあるところなら、尾行できる。」

みぞれ「よし、じゃあ決まりね、まずはそのニューヨークとやらに行ってみましょう。パスカルさん、尾行は引き続き宜しくお願いします。」

パスカル「ああ。任せろ。」

ケンシロウ「それなら、早く、この焼く島を出よう。ここは暑くて仕方がない。」

パスカル「ああ。行こう。」

こうして、ナツメ達一行は、ディストバを追って、温泉娯楽都市ニューヨークに向かうのだった。

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06/05(Sat) 16:55
みぞれ

「俺の名はケンシロウ。北斗神拳伝承者だ。」

「なるほど。だが小僧、貴様が歴史に干渉してはならん。」

「そうだな・・・・・・む・・・・・ナツメ?」

「ああ、久しぶりだなケンシロウ。」

ナツメとケンシロウは再開の握手をした。

「しかしケンシロウ、どうやってここへ?」

ナツメはケンシロウにそう尋ねたが、答たのはケンシロウではなかった。

「貴様ら・・・・・何を仲良くしておる!!!」

「白亜!!!」

「何!?白亜だと!!!!」

「ケンシロウ!!白亜を知っているのか?」

ナツメが尋ねた

「いや・・・・話でしか知らないが白亜はバンパイアと乱手の祖となった男・・・・三大冥王の一人だと聞いている。面白い!!!!俺が相手だ!!!!」

そう言ってケンシロウは白亜にとびかかった。

「む・・・・ちょうどいい・・・・息子の敵だ!!!」

白亜がケンシロウに稲妻を飛ばす。ケンシロウはそれを避け拳を突き出す。

「北斗百裂拳!!!!」

「甘い!!!!」

白亜はそれを避ける。

「たあ!!!!」

ケンシロウはさらに蹴りを繰り出すが、そこに乱入した何者かによる真空波に吹き飛ばされる。

「おっと・・・・そこまでだ。」

「ディストバ・・・・・」

乱入した何者かは、ディストバとボトクだった。

「ナツメ・・・・そこで見ていろ。今からショーを見せてやる。」

ディストバは白亜に切り掛かった。

「ふん」

だが、白亜の炎で近付くことができない。

「やはりまだ無理か・・・・・白亜・・・・肉体を失ったお前なぞこうしてしまえば敵でもなんでもないんだよ・・・・」

ボトクは憐れむような目で白亜を見たあと、静かに呪文を永昌した。

「沈黙呪文マホトーン」

白亜の周りに青い光が帯びる。

「な・・・・力が・・・・!?」

「そうなればお前なぞ生きる屍も同然。さよならだ。三大冥王・朱染 白亜。」
ディストバがオームとかいうのを切り捨てながら言った。

「ディストバ!止めろ!!」

ナツメがディストバに飛び掛かる。

「おっと・・・ディストバの邪魔はさせん。」

ボトクが手を鎌のようなものに変化させて、ナツメを切り払った。

「くっ・・・・・・」

「む・・・・・?雪女の姿が見えないな・・・・やはり奴もいなくては面白くない。・・・・・ザオリク!」

白い粉がみぞれの形をつくっていく

「あれ・・・私は・・・・」

「ナツメとともにおとなしくしていろ・・・・ケンシロウもな。」

ボトクがナツメ&みぞれとケンシロウに結界をはった。

「く・・・・流石は三大冥王首領魔界導師ボトク」

白亜が言った。

「白亜・・・・・さよならだ」

ボトクが言う

「?」

「私よりも後ろを見ろ。」

「なっ・・・・・・!!!???」

ドスッ
ディストバの腕が白亜の心臓を貫いていた。

「さよなら。三大冥王・白亜。」

白亜の体が砕け散る。

「くく・・・・・あはははは!!!ついに手に入れたぞ!!!!」
「ディストバ。目的は果たした。帰るぞ。」

「ああ」

「まてっ!!!!!ディストバァァァ!!!!!」

「ふはははははははははは!!!!!」

ディストバとボトクは闇に消えた。

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06/04(Fri) 21:02
レッツ

パスカル「よくもー。乱手の正統な血筋を殺しやがって。」

 パスカルの周りに風が起こり、パスカルの髪が立つ。

ヘクタール「決着をつけるというのか?」

パスカル「当たり前だ。死ね〜。」

 パスカルは手を振る。
 すると、強靭な風がヘクタールへと吹いていく。

ヘクタール「俺の・・・周りの空気を全部とって、ゼロhPaにしたのか。」

パスカル「そうだ。これで、貴様は息もできないし、強大な大気圧のせいで動くこともできまい。」

ヘクタール「・・・ジョークはやすみやすみに言え。確かに、息は出来ないが、俺がたかが空気の大気圧で動けなくなると思うのか?」

パスカル「ゼロhPaと1013hPaの差だからな。つまり、お前には101300Nの力、すなわち、10.13トンの力が加わっているんだ。」

ヘクタール「ふん。その知識があって、俺が動けないと思っているのか。たかが10トンで。笑止」

 瞬間でヘクタールは消える。そして、パスカルの後ろを取る。

ヘクタール「消えろ。」

 ヘクタールは爪でパスカルの心臓を狙う。
 しかし

パスカル「フンッ!!!。」

ズドオオおおオおオオオオオオオオオオオオオオオオオン。

 パスカルの周囲に衝撃波が起こり、ヘクタールは吹っ飛ぶ。

パスカル「気圧が変えられるのは、何もお前の周りだけじゃない。当たり前だが、俺の周りの気圧も変えられる。だから、俺の周りの気圧を上げた。そして、お前のゼロhPaとの差で衝撃波が起きたんだ。」

ヘクタール「くっ。前よりだいぶ強くなったんだな。」

パスカル「ああ。」

ヘクタール「だが、俺もその気圧対策をしていない訳じゃない。いくぞ。」

 またもや、ヘクタールは消える。そして、パスカルの後ろまで来る。

パスカル「同じことをやっても、!?。」

ボカーーーーーーーーーン。

今度はパスカルの周りで爆発が起きる。

ヘクタール「空気を身にまとうと言う事は、火が回りやすいと言うことだ。悪いがダイナマイトをやらせてもらった。まあ、俺の周りは空気がないんだし、火が当たることもないからな。」

パスカル「・・・・・・・お前も強くなったな。」

ヘクタール「・・・・ああ。まあ、だが、そんな話は良い。そろそろ決着をつけないか。」

パスカル「??ああ、お前息できないんだったな。」

ヘクタール「そうだ。」

パスカル「それだったら、俺はこのまま逃げ切るぜ。そのほうが勝てるからな。」

ヘクタール「フン。そんな事はさせん。」

 ヘクタールは今度はダイナマイトではなく。クレイモア地雷を持って突撃する。
 
 ここで勝負が決まる。
 両者がそう確信した。

 と、その時。
「やめるんだ。」

 間を割って入ってきたのは、あのケンシロウだった。

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06/03(Thu) 19:08
みぞれ

「ふはは・・・・・もうすぐだ・・・・・もうじき私の念願の力が手に入る・・・・誰にも屈しない力を・・・・!!!」

「ディストバ、お前の力のためには白亜の魂が必要だ。」

「わかっているよ、霧亜」

「その名を呼ぶな!!!!ディストバ!!!!」

「ああ、すまないね。ボトク。」

「ふん、私は霧亜と言う名は棄てたのだ。昔、魔族に堕ちることによってな。」

「なるほど。だが本当何だろうな?ボトク。」

「なにがだ?」

「白亜を殺せば力が手に入る、ということだ。」

「ああ。お前には私の血を与えた。あとは乱手とバンパイアの祖となった白亜の魂が必要だ。そのためにはお前の力で白亜を殺す必要がある。」

「そうか。ならば行こうボトク。ケリをつけるぞ」

「ふん。だがお前の進む道はナツメと戦うことになるぞ?」

「問題ない。私自身で決めたことだ。」

「ナツメとの約束を果たすためにナツメさえも敵にまわす・・・・悲しい運命だな。」

「行くぞ、ボトク」

ディストバとボトクは歩き始めた。
最後の悲しい戦いが今、始まろうとしている。

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04/26(Mon) 21:10
レッツ

ナツ「よし、来い。」

マッゾリーニ「ふん。貴様がバンパイアということで、何が変わると言うのだ。」

みぞれ「私もバンパイアよ。」

マッゾリーニ「一人でも、二人でも同じこと、くらえ」

 マッゾリーニは自分の周りに方陣を出す。

マッゾリーニ「放熱連弾。メラ、メラミ、メラゾーマ。」

 沢山の色々な大きさの火の弾が飛んでくる。
 だが、それがどうしたというのだ。

ナツ「ハッ。ヤッ。トウッ。甘いな。」

 ナツは瞬間的に動き、全てを避ける。
 そして、マッゾリーニの後ろを取る。

マッゾリーニ「くっ。黙れ。」
 マッゾリーニは後ろ蹴りで俺に攻撃する。
 俺はまたもや、瞬間的に避け、

ナツ「甘すぎだぜ。パフェよりも甘い。」
 またもや、マッゾリーニの後ろに回り込む。
 そして・・・・

ナツ「死ね。」
 つめを鋭く立て、相手の心臓を一刺しする。

マッゾリーニ「ウウウ。グアアアアアアァァァァ。」
 マッゾリーニは苦しみ、そして・・・

マッゾリーニ「ウアァァァッァ・・・・・・・」
 死んだ。よし勝った、そう思ったとき、

みぞれ「ウアアアアアアアアアアアアアアアアア。」
 みぞれが苦しんで倒れてしまった。




T世「起きろ。起きるんだ。ケルビン]世よ。」

 みぞれは朦朧とする意識の中で声を聞いた。

T世「バンパイアの血に負けてはならない。さあ、立つんだ。」

みぞれ「・・・・・・・何?」

 ようやくみぞれは、目を開ける。
 すると、その声の主はこちらにやってきた。

T世「さあ、立つんだ。我の名はパスカル。」

みぞれ「パスカル・・・・・・・。パスカル!?私の一族の創作主で、かつて、気圧を操り、時には天候を変え、時には風を起こしたという、あのパスカルT世!?」

 みぞれは驚く。
 そして、そこにまた新たな驚きが・・・

U世「我もいるぞ。」
 みぞれはそちらを向く。

みぞれ「あ、あなたは、オームU世!!。全ての攻撃をその絶対的な抵抗力で、封じ込めた、オームU世!!」

V世「それだけではないぞ。」

みぞれ「あ、あなたは!!。かつて、各地で台風を起こし、生きる嵐と呼ばれた、フジタスケールV世!?。」

W世「こちらも見よ。」

みぞれ「!?。あなたは!!歴代の中で完全無欠と呼ばれた男。全ての原子を操り、彼に作れないものはないとまで言われた、シップスクラークW世!!」

X世「・・・W世の後は恥ずかしいな。」

みぞれ「・・・・あなたは〜〜えーと。あっ!思い出した。体から、無数の熱を作り出し、全てを燃やす、灼熱の不死鳥と呼ばれた、ジュールX世!。」

Y世「ああ、かったるいな。」

みぞれ「・・・・・・。だれ?」

Y世「いや、ニュートンだよ。ニュートン。」

みぞれ「ああ、そうだ。かつて、全ての重力を操り、万有引力によって、一度捕まえたら二度と離さないといわれた、生きる牢獄。ニュートンY世か。」

Z世「分かるかな。私が?」

みぞれ「・・・・・・いや、すみません・・・・・」

Z世「フォフォフォ。仕方ない。わしはドップラーじゃよ。」

みぞれ「ああ。音を操り、聞こえてくる音の高さを変えることにより、錯覚を与え、相手を立てなくする、戦場の魔術師と呼ばれた、ドップラーZ世ですか。」

[世「久しぶりじゃな。」

みぞれ「おじいちゃん!!。フレミング[世、と呼ばれ、電気と磁石で、敵を陥れたと言われたおじいちゃんなんだね。」

\世「私もいますよ。」

みぞれ「お母さん。イオン\世と呼ばれて、いつも水の中に姿を隠し、攻撃してた、お母さんなんだね。ああ、死んだ母さんにもう一度会えるなんて・・・」

T世「さあ、紹介は終わった。本題に入る。」

みぞれ「なんですか?」

T世「まずこの話からしよう。バンパイアと我々の血塗られた歴史から・・・」

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04/25(Sun) 15:34
カムハーン

「くそっ!!!!火のまわりが早すぎる!!!!」

どうにかして焼く島の火を止めないと・・・・・・・そうか!!!!焼く島の元凶を潰せばいいんだ!!

俺と犬は焼く島に突っ込んだ。




「くっ・・・しかし熱いな・・・体が熔けちまいそうだ。」
犬もぐったりしている。

「おっ??あの火山が親玉の根城か?」

俺はマゾシャークを切り倒しながら進んだ。

〜ブロック1:火山内部〜

「うへ〜溶岩の川かぁ〜熱いそうだな〜」

ナツメと犬は次々に襲い掛かってくるマゾシャークやマゾノドラゴ、レンヴォルト・マゾシを倒しながらどんどん奥に進んで行った。

〜最終ブロック:火山中央部〜

「うわ〜なんかめちゃくちゃ暑苦しそうな奴がいる」
ナツメの前に立ちはだかったのは全身が炎でできている魔人だった

「クハハハハハ!もうすぐだ!もうじきこの国は闇の炎に包まれ、紅蓮地獄とかす!!!!クハハハハハ!!!!!」

「誰だ!!!」

「ぬぅ、人間?クハハハハハ!!!よくここまで来たな!!!その愚かな行為に免じて闇の炎の糧としてくれよう!」

「黙れ!!!!この国をめちゃくちゃにしやがって・・・・許さねぇ!!!!!」

「クハハハハハ!!!!人間ごときが、ほざけ!!!貴様もその身を紅蓮の炎に焼かれるがいい!」

炎の魔人、マッゾリーニは手からメラミをとばした。

「ギャン!!!」

メラミは犬コロに直撃して犬は火だるまと化した。

「大丈夫か!!名前なんだっけ・・・」

ナツメは炎に突っ込んだが、犬は跡形もなく消えていた。

「クハハハハハ!!!次はお前だ!!!人間!!!!・・・ん?」

ひゅるひゅる・・・・どかーん

空から何かが降ってきた。

「うおぉぉぉ!!??何だ!!何が起こった!!??」

空から飛来したものはゆっくりと立ち上がった。

「イタタタタ・・・あの長老め・・・無茶苦茶しやがって・・・氷漬けにしてやる。」

空から降ってきたのはみぞれだった。

「みぞれ!?」

「おお・・・・ナツメ・・・いや・・・・長老に変な機械でここまでとばされたんだ。」

「大丈夫か??」

「ああ、なんとかな。」

「くっ・・・援軍か・・・ならば2人まとめて焼きつくしてくれる!!!!」

「・・・・・・・!!!!!」

マッゾリーニの放った火の玉がみぞれに直撃した。

「みぞれぇぇぇぇ!!!!」

みぞれは床に倒れた。
そのとき、俺の中で何かが弾けた。

「うぉぉぉ!!!!!!」

「ぐっ!?貴様・・・・その赤い瞳、銀髪・・・・力の大妖バンパイアか!!!」

俺はぐったりしたみぞれを抱き抱えた。

「みぞれ・・・・すまんない」

俺はみぞれの首に噛み付いた。

「共食いか?今更仲間の血を吸うとはな。」

「うぅ・・・ナツメ・・・あれ!?私の傷が治ってる!?」

「何だとっ!?」

「不死身のバンパイアの血をお前に与えた。お前はもう不死身だ。何処のマゾ共がお前の命を狙っているらしいからな。」

「ナツメ・・・・私は不死身なのか?と言うより、お前も妖なのか?」

「そうだ。不死身と言っても、再生には少し時間がかかる。まぁいい。構えろみぞれ!来るぞ!!!」

「ああ!!!!」

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04/25(Sun) 14:08
らんだす

ズゥウウン……ゴゴゴゴ……

ナツ「っ!?今のは…まさか焼く島がここに―――!?」

そう、アルコールモットは焼く島の迎撃に失敗した。
次々と打ちこまれる炎弾もアルコールモット全体へと燃え移り、被害は甚大なものとなった

ナツ「このままだとこの国は消えちまう!
  どうにかしねぇと…みぞれさえいたら!くそっ!」

本人は当然だと言わんばかりの様子だったが、ナツメは火だるまだった。
火を手なずけた者には火が集まってくるらしい。
ほら、ペスダッシュも火だるまじゃん

ナツ「先生……あっ手紙を燃やしてしまった」

そしてその聖者の灰はみぞれの灰と混ざり、それは人のカタチを作りはじめた。

ナツ「え…?
  まさかみぞれが蘇る…?」

白くぼやけた光から現れたのは精巧に再構築されたみぞれの姿だ。

ナツ「やった…みぞr―――」

みぞ「…キィィィヤァアアア!!」

ナツ「み、みぞれ!?」

ミッゾリーニ「ナツ…メ?」

この大火事と目の前にある大小2つの火だるまに驚いたのだろう。
1つは炎吸収能力が開花したナツメと気づいてくれたようだ。

ナツ「みぞれ。さっそくですまないが急いでいるから1度しか言わない
  お前はアルコールモットが再炎上しないよう焼く島を凍らせてくれ。
オレと犬で炎を消してまわる!」

みぞ「あ、うん…気をつけて。」



2人は笑顔でその場を離れた。

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