泡沫の未来
あんなにも長い時間が
あっという間に過ぎて
思い返そうとするほど
たくさんの色の思い出が
流れて止まらないのに
どうしても実感が湧かなくて
泣き合う友人を眺めていた
心にポッカリとできた
空しさという名の穴
その空間を埋めるのは
涙でも思い出でもなくて
後(のち)の新しい出会いだった
・・・時が経ち
ボクの全ての過去が
全て思い出に
変わっていくことは怖いけど
それは避けられない運命(さだめ)だから
ふと振り返る時に
空しさ襲う時に
どうか
心の空間を埋めてほしい
温かく笑いかける
写真の中の友たちよ・・。
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最終更新日 2011/03/09