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□暇潰し
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池袋。高校生には似合わないおしゃれなカフェで帝人はなぜここにいるのかと考えてしまう。そして、呼び出した目の前の男を見る。
「そんなに怖い顔しないでよ。別に大したことじゃないから」
「はぁ…じゃなんで俺が呼ばれたんですか」
目の前の男、折原臨也は何を考えているのかわからない笑顔のままで帝人の様子を伺っている。
帝人は早く帰りたいと思いながらため息をついた。
「ちょっと相談ごとなんだ。他の人にも相談出来なくてね…って何言っちゃってるのこの人みたいな顔しないでよ」
「だって、人をからかって悩みなんてなさそうな人が相談なんて…」
「帝人君それひどくない?本人目の前にいるからね。」
「で、相談ってなんですか」?
「スルー!!酷いひっくひっく…」
「…俺帰りますね」
「ゴメンマジでゴメンだから、帰るのとその冷たい目線やめて」
泣き真似をしている臨也を置いて帰ろうと立ち上がると帝人の服を掴んで必死に阻止した。
帝人は諦めたのか、バカらしくなったのか、またイスに座る。
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