02/23の日記
22:19
GO「夜空の下の決意」
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▼京天(イナゴ41話)
「なぁ、どうして俺だったんだ?」
「お前が俺にサッカーへの道をしめしてくれた」
特訓の休憩中にふと聞いてきた天馬に淡々と答える京介。
そんな口数少ない京介の言葉にも天馬は笑顔を向ける。
「(俺を怖がらずに一緒にサッカーやろうと声をかけてくれて、敵だった俺のことを信じてくれて、俺はお前に今はサッカーでしか恩を返せないから)」
「剣城なに考えてるの?」
京介が夜空を見上げながら考えているといきなり天馬の顔が見えて聞いてきた。
天馬は京介の顔を覗きこんだのだ。
「大したことじゃない。早く必殺技完成させるぞ」
「うん!!」
京介はふっと笑いながら誤魔化すように天馬の頭をぐしゃぐしゃと撫で、再びグランドに向かう。
天馬は笑顔で京介の後を追った。
「(今は一緒に優勝する夢を…その後からでもあいつとのことは遅くない)」
end
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