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□【社恋】HappyBirthday to すみれ 〜純哉&虎之介〜@sea
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少し遅れましたが、いつも素敵なイラストを書いてくださるQ友、すみれさんへのBirthdayプレゼントです(≧∇≦)

途中、ちょっぴり危険な描写がありますので、腐ってない方はご注意を…

それでは…すみれさんの大好きな二人で…





☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



『すみれちゃん…誕生日には…君の願いを叶えてあげるよ♪』



不敵な笑みを浮かべてそう言う純哉



その真意がわからないまま…私は誕生日を迎えた…



―…



土曜日…私の誕生日でもあるこの日



私は純哉に呼ばれて純哉の部屋に行った



ドアを開けた瞬間


創・桜澤
「「HappyBirthday!!」」



パンッパンッ…っとクラッカーの音と紙テープを浴びる


桜澤
「ようこそ、僕の城へ…さ、お姫様」


「遅かったじゃねーか、待ちくたびれたぜ」


すみれ
「純哉に…創先輩?!」



二人が私を待ち構えていて…二人が私に向けて手を差し伸べていた


桜澤
「すみれちゃん、さ、僕達の手を取って♪」



おずおずと手を純哉と創先輩に手を差し出し、二人にエスコートされて中に入ると…



そこにはテーブル一杯の料理とケーキが置かれていた


すみれ
「…これは…」


桜澤
「君のために作ったんだ」



「ケーキは俺が作ったんだぜ」



二人の気持ちが嬉しくて…思わず笑みが零れる


すみれ
「ありがとうございます!桜澤先輩に創先輩!」


桜澤
「純哉でいいよ、創は知ってるから、僕らのこと」



「ついでに俺のことも虎之介って呼べよ」


すみれ
「そ…それはちょっと///」


桜澤
「そんなことより早く食べよう?せっかくの料理が冷めちゃうよ?さ、こっちにおいで」



純哉に急かされて、私たちは席に付き、素敵なディナーにありついた



―…


すみれ
「どれも美味しーい♪」



私は美味しい料理に夢中になって食べていると…



「こっちも食えよ、お前の好きなケーキだ」


すみれ
「わーい♪いただきまーす♪」



喜んで創先輩からケーキを受け取ろうとすると…



「違うだろ、口開けろ…ほら、『あーん』だ」


すみれ
「あ///あーん///」



少しお酒が入っているせいか、つい乗せられて『あーん』をしてしまう



パクッ…と口の中に甘いケーキの味が広がる


すみれ
「お…美味しーい♪」



「だろ?」



得意気に笑う創先輩


桜澤
「ちょっとー、なに二人でイチャついてんの?妬けちゃうなぁ」



しまった!純哉の前でこんな姿を…


桜澤
「僕も…すみれちゃん、はい『あーん』」


すみれ
「あーん///」



思わず純哉の方にも『あーん』をする


すみれ
「可愛いなぁすみれちゃんは…じゃあ、次は創に」



つ…次って///
私、このまま二人に『あーん』され続けるの?!///



…と思ったら?


桜澤
「はい、創、『あーん』」



ケーキを指したフォークを向けた先は、創先輩の方へと向いていて…



「な…なんで俺なんだよ!桜澤!」


桜澤
「えー?いいじゃん♪ほら、ちゃんと口を開けないとケーキ顔に付けちゃうよ?」



唐突に振られて嫌がる創先輩に、楽しそうに翻弄する純哉


桜澤
「はい、あーん♪」



「あー…」



―ペシャッ


創・すみれ
「「あ」」


桜澤
「あはは♪ごめん、顔にクリーム付けちゃった♪」



純哉…明らかにわざとだね…



「桜澤!てめぇ!」


桜澤
「そんなに怒るなよ…とってやるからさ、ほら…」



純哉が創先輩の肩を抱き…



―ペロッ



創先輩の頬に付いたクリームを舐める



「…っ!何すんだ///」


桜澤
「何って?美味しそうなクリームを舐めただけだよ?」



「すみれが見てるだろ!」


すみれ
「あ、私のことは気にせず…」



純哉…私がなぜBL好きって知ってるの!(//∀//)



純哉と創先輩の絡みにドキドキが止まらない///!


桜澤
「すみれちゃんがああ言ってることだし…ね♪」



「お前…酔ってんな!いい加減にしろよ!」


桜澤
「えー?創は酔ってないの?仕方ないなぁ」



片手で創先輩の肩を抱き…片手でワインを口にすると…



「さく…んっ…」



一気に口唇を重ねて…軽く口を開き、純哉の口に含んだワインを流し込む…



「…んんッ…んーッ!」



ちょっと息苦しそうな感じがまた堪らない(//∀//)



そのままゆっくりと押し倒していく…


桜澤
「そろそろいい感じで酔いが回ったかな?フフッ…」
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