A story 〜stories〜
□初心に帰るとはこういうこと≪後編≫
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「まぁあの二人のことは放っておいて、俺達は楽しみますか!」
意気揚々と飛び込んだ慶次先輩。
今更だけど、皆すごく体格が良い。
政宗先輩、慶次先輩、元親先輩は見ての通りだし、
元就先輩や佐助は細いのにすごく筋肉質で、
竹中先輩や風魔先輩は脱いでないからわかんないけど。
『若干パラダイス?』
「何訳分かんねぇこと言ってんだテメェは」
「美玖ちゃん、君も早く入りなよ。
暑そうだしね」
と、元親先輩には馬鹿にされた気がするけど竹中先輩に勧められてプールに入る。
『わーーー!冷たい!気持ちー!!』
6月とはいえ日中、しかも結構気温が高いから水温が程よくて気持ち良い。
先陣を切った私や慶次先輩の様子を見て、皆さん続々と……
アレ?
あの炎の人がさっきからやけに静か……
「おおおおおなごと同じ水に入るなど…
破廉恥でござらああああああああああああ!!!!!!!」