銀×

□今日だけは
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朝、いつものように万事屋に行く


まだどうせ二人は寝ているんだろうな、と朝から憂鬱になる新八だった


重い気分で万事屋に入り形だけの挨拶をする


「おはよーございます」


返事が返って来た事など今まで一度もなかったが


「おはよう新八〜」

「朝ご飯は出来てるアル!」


中から返って来た返事に、新八は固まった


玄関に立ち尽くしている新八に気付き、銀時は玄関まで様子を見にいった


「新八ぃ〜?どした?」

「ぎ、銀さん…。何で今日早起きしてんですか……」


未だに信じられないと言わんばかりに見開いた目で銀時を見つめる

その目は驚異で開かれていると言っていいだろう


「別に〜。早く目が覚めたから起きただけだよ。それより、飯冷めるぜ?」


促すように奥から神楽が早くーと声を伸ばす


ようやく我に返った新八は急いで部屋にあがり、三人揃って朝食を摂った


 
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