オリジナル小説

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「さっきの続きだが、魔法使いと言っても色々ある。昔から東西様々な魔法が生まれ、使われ、伝承されてきた。その全てを使える者など僅かである」

 魔法という言葉を普通に聞き入れている光景を見ると、どこか異質な感じだが、それに慣れつつある自分がいるのも確かである。

「つまり、私が言いたいことは魔法にも向き不向きがあると言うことだ。内容を調べたのも、それを調べるためだったってわけだ」

 なるほど、筋は通っている。作り話の可能性は0になった。

 「で、私達はどんな内容の魔法が使えるんですか?」

女子生徒が質問をした。

「このクラスは魔力が高い奴等を集めている。だから、決まってはないが、班で補助・近接・遠距離の3人で固めている」

 そういえば、班にしてるけど、どうしてだろう?

「どうして班なんです?」

 疑問に思ったら分かるまで調べる質だ。

「そりゃあ、依頼や任務をこなしてもらうのに効率がいいし、お前らには1人でこなすのは無理だしな」

任務?なんだそれ?危ないんじゃないのか?それに、学校がそんな事やって良いのか?

「任務だぁ?ふざけんなよ!そんな危険なこと学校がやって良い分けないだろ!」
 
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