捧げ物
□この出逢いは偶然か、それとも必然か
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「本当に不思議な感じ・・・・」
瞼を閉じていた名無しさん
「なんだろう・・・・妖怪の感じもするんだけどな・・・・・」
そういって、スっと目を開けて言った
『実は、私・・・・少ししか妖怪の血を継いでいないんです・・・・』
『四分の一・・・・・ってことですか』
「クォーターってことね〜・・・・珍しい事もあるんだね」
『ですよね。でも、クォーターでなければ貴女方と会うことは出来なかった・・・・・。』
「確かに」
『あの、まだ自己紹介がまだでしたよね?私は##NAME2##といいます』
「私は名無しさん。普通に名無しさんって呼んでくれてかまわないから。こっちが私の側近の青龍」
『青龍です』
『よろしくお願いします』
「何か・・・・私達似た者同士みたいね」
名無しさんがそういうと
『ですね。それに・・・・お互い、あまり人に知られてはいけない秘密もありますしね』
『・・・・・・・・』
そんな話しをする二人を黙って見ている青龍
そして、ふとこんなことを思ったのだ。
(この出逢いは偶然か、それとも必然か)
(そんなこと、我らが知るはずもない・・・・・・)
(そう・・・・・・神様だけが真実を知っている・・・・・)
→あとがき