番外編

□帰り道は気をつけろ
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「ハァ…………まさかこんな時間までかかるとは………………」



今は夜の8時半
友達と近くのファミレスでご飯を食べながら話をしていた






「…………なんか異様に暗いな………………」





(眠いしさっさと帰ろ)と歩くスピードを速くした





そんなとき、急に寒気が美月を襲った





「な、何………………?」






後ろを向くと、見たことの無い妖が目をギラギラさせ、こちらを見ている

すると、こちらに向かってきたのだ







「っ!?き、気持ち悪っ!!」






びっくりした美月は走り出した


角を曲ったは良いがそこは行き止まりになっていたのだ




そして美月にとって絶体絶命のピンチ






「や、やばっ!?」

そう言って目を閉じたの同時に''ザシュ''という音と『ギャアァァァァ━!!』痛々しい悲鳴が聞こえた





「大丈夫か?」


聞き覚えのある低い声

その声を聞いた瞬間顔を上げた





「……………………大丈夫じゃない!!」



「おめぇな……………………それより、式神はどうした?」



青年に言われ、ハッと思い出した




「あ……………………家に忘れてきた……………………」




すると、青年は呆れたように溜息を吐いた



「式神の意味ねーだろ」

「リクオ煩いよ。年上をからかうんじゃない!!髪の毛抜くよ」


リクオと呼ばれた青年は美月より年下らしい



「なんでだよ。別にからかってねぇよ。しかも髪の毛抜いてやるって女が言うセリフじゃねぇだろ」




「黙らっしゃい」


「たくっ………………おい、さっさと帰るぞ」



「(シカトした……………………)」



そう言って自分の手を差し出したリクオ




「妖怪の姿になると本当生意気だしタラシだし………………心配だわ」



文句と心配事を言いながらリクオの手をとった






そして闇へと姿を消した



















おまけ




「側近の奴らはどうした?」

「え?あぁその手があったか!!」



自分の側近達の事も忘れていた
美月













(主!!側近の意味がないですよ!!)























いかがでしたか?
なんか少し書き直したり付け足したりしました!!

感想、誤字などあれば御手数ですが報告お願いします!!

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