きゅうじょにっき。

□第2話
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多くのポケモンたちが災害によって、



苦しんでる。

泣いている。

傷ついている。


「ボクはそんなポケモン達を助けたいんだ!すみれ、ボクと一緒に救助活動しない?」





彼のそんな一言がきっかけだった。








ミズゴロウは本気だ。

いつも黒いしすぐ手をあげそうな性格だけど、キャタピーちゃんの時はどこか必死だった。


でも、


「条件がある」


「何?」




「諦めないで」




唐突過ぎて意味が理解できないだろう。







「諦めないで、最後まで。間にあわないと思っても」







「(!…あの時、)」

あの時。それは、コラッタが襲いかかってきた時だ。
確かに、半分はもう駄目だと思っていた。


人間だった、右も左もわからない。そんな彼女を頼るなんて強情だ、と思ってた。
なのにあの時は、不思議な彼女に希望を抱いていたのかもしれない



「約束して。救助する人が諦めてどうするの?」

「…うん、そうだよね、世界一を目指すんだもん!」


すみれはにっこり笑った。


「じゃあ、ミズゴロウと一緒に世界一の救助隊、作り上げるよ!」

















彼女のそんな言葉がきっかけだった。





◇◆◇◆◇◆◇


「そういえば、ミズゴロウの名前まだ聞いてないなぁ」

「名前?」


そういうとミズゴロウは考え込んだ。

「うーん、そうだなぁ。…そのうち教えるよ」

「ぶーぶー」

「ここにバネブーが」



「違いますぅ!よし、じゃあ私がミズゴロウから見て立派な救助隊員になったらちゃんと教えてよ!!」


「すみれって条件多いなぁ。…いいよ、その時は教えてあげる」






「それより、チーム名なんだけど、」

「はいはーい!」


「……すみれちゃん」

何がいいかな、何がいいかな。
救助隊、つまりはギルド!よし、これに決めた!






「ブレイブヴェスペリア!」

却下10文字とか2倍じゃん」


「あ、馬路や」







ボツにされちゃった☆

ってリアルに字数気にしてんのかよ!!



「ねぇ、かみなり使った時の元ネタって何だっけ?」


「ぼんばーまんじぇったーず?」

「そうそれ!ジェッターズってよくない?」


おま、それ字余りじゃん



「明日から早速救助活動だ!」


スルーですカ。

ミズゴロウは帰って行ってしまったので仕方なくそのまま眠りについた。




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