月島秀九郎

□浮気チェック
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最近夫婦中が冷めている気がする…





もともと秀九郎は私に対して感情を表に出すことは少ないけど…





話しかけているのに返事もそっけない気がするし…






もしかして…浮気?





こっそり尾行してみようかな…
でも今日は無理だから明日にして…

今日はカマをかけてみようかな…




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数時間後…夕方



ガチャ

「ただいま」


帰ってきてすぐ寝室に向かう秀九郎を追いかける


『おかえりなさい!ねぇ、秀九郎?ウチって家電話ないじゃない?
お母さんに電話したいんだけど私の携帯壊れてて今携帯ショップに預けてるんだよねー』



携帯を貸してと言いかけたところで、クローゼットに向けられていた視線がこちらに向けられる




「僕の携帯ならリビングのテーブルの上にあるよ」





『あれ、今日持っていってなかったんだ。借りてもいい?』



「いいよ、パスワードかけてないから好きに使ったら」

と、言うと寝室のクローゼットの中に視線を戻す

無用心だなぁと思いながらリビングに向かい秀九郎の携帯を見つけ、手に取る。


ピッ


『あら、(本当にパスワード掛かってないのね)』


すんなりホーム画面が開けて拍子抜け


『(やましいことは無いのかな…?)』


連絡先、写真フォルダを見ようと操作する

ピッ

連絡先
…女の子の名前が私以外入ってない。
大丈夫そう…?


ピッ

写真フォルダ
私との結婚式の写真、新婚旅行に行った時の写真…だけか



今のところ浮気の可能性が低い携帯を見て安堵していたところに




「どう?名前。お母さんとは話せたのかな」



『えっ、あっ!は、話せたよ!でもお母さん忙しいみたいですぐ切られちゃったの!』


はい、ありがとう。と秀九郎に携帯を渡す



「そう」


名前から受け取った携帯をズボンのポケットに仕舞うと


「ところで今日の夜、空いてるかな?」



秀九郎から夜のお誘い…?!
何ヶ月ぶりだろう…


『ごめんなさい、今日の夜友達と約束してて…また今度ね。』





『あと、帰り遅くなるから先寝てて!』



まあ、遅く帰ったところで私が先に寝ちゃって秀九郎が寝ているところなんて殆ど見たことないけれど…



「そう…分かった」
そう返事した秀九郎が少し悲しげな目をしたのを、私は見逃さなかった



しばらく秀九郎とは夫婦の営みをしていない


今まで何回か営みのお誘いはあったものの、誘われた日に限って私に用事が入っていたのだ



もしかしてレスなのが浮気の原因とかになっちゃうのかな……

ーーーー

『ただいまー…はー、いっぱい食べたー』


帰宅したのは深夜十二時過ぎ


いつもならこの時間秀九郎は
リビングの椅子か、寝室のベッドに横たわりながら本を読んでいる



ーーー


『あら、寝てる』


この時間に寝ている秀九郎を見たのが珍しく疲れているのかな、と思いながら寝室を後にする。



入浴を済ませ、明日の朝食の準備を終わらせると再び寝室に向かう


ベッドに入ると


秀九郎が寝返りを打って私の近くに来る


『(寝顔綺麗…かっこいい)』

夫婦だが、なんとなく恥ずかしくなって顔を背けると


背後から腕が伸びてきて秀九郎に抱き寄せられる


『(えっ、起きてる?!)秀九郎…?』






「名前…君が…」



『秀九郎?なあに?』


小声で話しかけてみるが寝息が聞こえてくる。


寝ているようだ


『寝てる?(無意識?!秀九郎の夢の中に私出てるのかな…)』



すんすん…



『…なにこのニオイ』


人から抱きしめられる温かさに落ち着き、すぐ寝付きそうになったが嗅ぎなれぬニオイに再び目が冴える


微かに残ってる香水のような甘いニオイ…


この香水を使ったのは女?
ベッドで?
いつ…?

微かに残ってる甘いニオイからすると長時間ニオイが持続しない香水みたい…私が出かけた後?


使用したのは誰?


使用させたとしたら確信犯?



ナニをしていたのかな…





心にもやもやが残り、結局一睡も出来ず朝を迎える


もう6時


秀九郎よりも早くベッドを出て朝食の準備を始める




朝食時〜

「おはよう…僕、君が帰ってくるよりも先に寝ちゃったみたいだね」

秀九郎が食卓につく


『おはよう…そうね…ねぇ、秀九郎。昨日の夜のこと…覚えてる??』


フライパンなど調理器具の後片付けをし、秀九郎の真向かいに座る


私を見た秀九郎は驚いたみたいで目を見開く


「…!名前、隈がすごいよ。昨晩寝付けなかったのかい」


『ははは…ちょっと悩みに悩んじゃってね』


「待ってて」

秀九郎は席を立ち、タオルを持ってきて温水につけて絞り
「目を閉じて」
といい、私の目にそっと当ててくれる


『あたたかい…』


「ほら…僕の膝かしてあげるからソファに行こう」


『待って、私の作ったご飯…』


「せっかくだけど、後で食べさせてもらうよ…君の方が大事だからね」


お姫様だっこされ、ソファに移動し、秀九郎の膝の上に降ろされる


「そんなに悩むことなら僕に相談してほしいな」


優しく頭を撫でられる



『…何でもないから』


優しくされてしまい、聞きづらくなってしまった。




そのまま秀九郎の膝の上で寝てしまった





『んん…』



「目は覚めたかい」


『秀九郎…ずっと膝貸してくれてたの』



「ああ…熟睡出来たみたいでよかったよ」


『ありがとう…あっ…今何時!?』


バッと起き上がり、時計を見る



「今10時だけど…」



『そう…』



「さあ、朝食を食べようか」



『うん』



………


「じゃあ僕出掛けるから…」



『いってらっしゃい』


ガチャ…


外出するという秀九郎を送り出して私も外出の準備をする



そう、秀九郎が浮気してないかの尾行をするため


……


『…っ!誰あの女』



尾行をしていたら
秀九郎が見知らぬ女性と会うのが見えた



二人は会話し、並んで歩き始めた



どんな会話をしているのか気になり、距離を詰める


「そうだね…





















名前」



私の名前が聞こえてきて、思わず固まる



何が起きたの…?

あの女性に私の話をしているの?

それともあの女性の名前が名前なの?




その後、とくにホテルに入るでもなくキスなど接触することもなくショッピングをして二人は別れた

二人があっていた時間は約3時間…

今の時間…午後3時


すると、秀九郎はまだ予定があるのか
場所を移動する






午後4時…


また知らぬ女性と約束をしていたみたい…




秀九郎の顔はさっきよりも嬉しそう…

ん…



『…私?!』


思わず声を上げてしまい、慌てて口を抑える


秀九郎が次に待ち合わせていた人物の顔が私にそっくりだった


さっきと違い手を繋いでいる…


…悲しくなった

がっちりめの恋人繋ぎ…



その人とは喫茶店にいき、何やら楽しそうな話をしたあと頬に手を当てキス…





する直前までいき、秀九郎の方から彼女の肩に手を置き距離を離した


彼女は不満そうな顔をして秀九郎の手を掴むが、彼はその手を振り払った


その後喫茶店から出ていき、今度は家の方に向かっていく



帰るのかな…




その後は特に何もなく家に帰った



私はつけていたことがバレないように身近な場所で時間を潰し、時間差で帰宅する



『ただいま…』


「おかえり、名前も出掛けていたんだね」



『ええ…』



「夕ご飯作ったから一緒に食べよう」


『うん…』




「今日の夜は…特に予定がないみたいだね」



『そうだけど…』


「決まりだね」

そう言うと秀九郎は私をソファに押し倒した



『え…?』


「予定ないみたいだし…今からでもいいだろ?」

馬乗りになられ、
服に手をかけられる…



『イヤ…!』


バシッ

秀九郎の手を振り払う


『…私見たのよ、あなたが女の人2人と違う時間で2回も会っていることを』



「…」

秀九郎の手が止まる



『どういうこと?それに二人目の女性にはキスしようとしていたじゃない』



「…見てたんだ」


無表情のまま言い放つ秀九郎



『どうして…』

涙が溢れ出てくる





すると秀九郎は親指で私の涙を拭う







「君が……欲しい、なのに君が僕を避けるからだよ」



『え…?』





「君が構ってくれないから僕は君に似た女性を探したよ」



「君に顔が似ていたり、性格が似ていたり、体型が似ていたり…名前が同じだったり」





『…』



「でも、それだけじゃ僕の心が満たされることは無かったよ…君の一部に似ていても君じゃないからね」



ピンポーン


『お客さん…?秀九郎、…退いて…んっ!』



頬をがっちり捕まれ強引に口付けされる

チュッ


『っ秀九郎…』



「これでも全然足りないから…お客さんの相手が終わったら続きをしようね」


と言い、秀九郎は私の上から退く


私は急いで玄関に向かい、ドアを開ける



『はい…どちら様?』


玄関を開けると女性が立っていた


「…こんばんは」


軽く会釈し、挨拶される


『?…こ、こんばんは…』



「アナタ…こちらの家の人…月島秀九郎の妻かしら?」



『…そうですが、何か用でしょうか』


「まあ、随分と子どもっぽい人ですね?」


『はい…?』


「アナタに秀九郎は勿体無いわ」


『なんですかいきなり…』


「今すぐ別れなさい」


『嫌です。秀九郎とは合わせませんから、帰ってください』




「まぁ、束縛心の強いお嫁さんねぇ…
もっと大人になったら…?束縛されている秀九郎が可哀想よ」


バタン…


ドアを閉じる


すると後から


「どうしたの?」



『…アナタにお客さん』

静かに呟く

「…」


すると、秀九郎に後から抱きしめられ耳元で


「ごめん、僕の寂しさが招いた過ちで君に迷惑を掛けてしまったね…」



『ちょっと…やめてよ』


「離さないよ…」
ぎゅっ




扉の向こうでは開けなさいよと女の声が聞こえる


『向こうにいるのよ…アナタに会いに来たお客さんが』


「誰だろうが関係ないよ、僕は一番大切な君との時間を過ごしたいんだ…」


チュッ
チュ

『んっ…はぁ』


ドア越しにこんなことしてると女の人は思わないだろう…

背徳感を感じる


「ドアに手をついて…僕の方にお尻を突き出して」


『んっ…』

スカートの中に手を滑り込ませ、下着を下される

秀九郎は私の秘部に顔を近づけ、敏感な突起物をチロチロと舌先で刺激してくる

ビクッ
『あぁっ…』

ぴちゃぴちゃ…
「んん…美味しい」


『秀九郎…こんなところで…やぁ…んっ…』


「凄く可愛いよ…名前…僕の奥さん…」

カリッ

突起物を甘噛みされ、突然の刺激に体が痙攣する
『あっ……ん』
びくびく…


「名前のココ…すごく濡れてるよ…えっちだね」

じゅるるるる

『ああっっーー……!』


ガンガン…

「ちょっと?!何やってるのよ!秀九郎もいるの?ねえ!!!」




「邪魔な声が聞こえるね…君もそう思うだろ?…」

そう言った秀九郎は私のお尻を鷲掴みし、ガチガチになった肉棒を膣口に押し当ててぬちゃぬちゃと擦り付けてくる


『他の女のことなんて…っいいから、早く挿れて…秀九郎のちょうだいっ…』


「っふ、せっかちさんだね…まったく…」

ズプズプ…


『ああっ…すっごくおっきい…』


ぐぐ…


「はぁはぁ…」

ぐちゅぐちゅ…
『ああっ…ん…いいっ…』

秀九郎に強く腰を打ち付けられる
ぐちゅんっぐちゅんっ
パンパンっ

『はぁっ…はぁっん…秀九郎…気持ちいっ…苦しいよっ…』

パンッパンッ
「名前と汗だくになりながらセックスするのって…いいねっ…」


パンッパンッ
『あぁっ…はぁっ…』

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