記念小説

□★はやく、はやく
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ウソップside









俺だって…男だ。



そりゃ、




し、したくなる時だってあるっ‥!















今日は、なぜか早くに目が覚めた


だけど…




さっきから、何か身体が熱くて…





キッチンの前まで来ちまった





トントン




ノックしてみたが、サンジからの返事はない



ガチャ…




扉を開けたが、そこにはサンジの姿はなかった



まだ寝てるのか?



早まる鼓動を抑えながら男部屋へ向かう


知らず知らずのうちに、早歩きになっちまう




「…っ」



ガチャッ…



「…さ、サンジ‥?」



やっぱり寝てる…



でも、


熱いよ…



我慢できない…




「…サンジっ‥なぁ…」



みんなも寝てるから、あまり大きい声は出せない



「サン、ジ…はぁ‥」



軽く揺すってみても、起きる気配はない



もう…


駄目だっ…!




「…ん、ぅん…」



起きる気配のないサンジの唇を勝手に奪う



「は、はぁ‥は‥」



ぷち、ぷち



震える手で、ワイシャツのボタンを順番に外す



露わになった白い肌に、目眩がした




「ん、…ふ」



ちゅ…ちゅ、



キスを落としながら下も脱がそうと毛布を捲った



「!!」



た、た…たってる



あ、朝だから…か?



恐る恐る触ってみると、ぴく‥と僅かに反応する



びくんっ



その反応に、ウソップまでも大袈裟に反応する



ごくっ‥



自分が唾を呑む音がやけに大きく聞こえて、一気に恥ずかしくなった





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