短編
□スキット集
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・大切な杖と共に@
ルーク「お前の武器って、すっげぇボロボロなんだな。それって使えてんのかよ」
ティア「それを決めるのは私。貴方には関係ないわ」
ルーク「けっ。よくまあそんなんで、この俺を守ろうなんて口に出来たもんだよな。そんなボロい武器じゃなくて、もっと新しくて強い武器に代えたらどうなんだよ」
ティア「・・・」
ルーク「だんまりかよ。ま、俺には師匠直伝の剣術があるからな。お前の助けなんてこっちから願い下げだっつの」
ティア「(溜め息)・・・そう」
ルーク「ってゆーか、その杖にくっついてんの何だよそれ。そいつ薄汚れてんじゃねーか、バカみて。何でこんな冷血女に贈り物をやるんだ?そいつ、バカなんじゃねーの?」
ティア「アイン兄さんのことを悪く言わないで!!」
ルーク「は?アイン兄さん?」
ティア「・・・っ!・・・さ、先を急ぐわ(スタスタ)」
ルーク「な、何だよ!ったく・・・俺は単に武器を代えれば魔物をもっと簡単に倒せると思ったから言ってやったのによ。この分からず屋!」