キュン恋

□*らぶれっすん
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デ「旦那ァ…聞いてくれよ…うん。」



サ「…なんだ。」





朝からうるせェのが来た。


せっかく今日は任務もねェから三代目のメンテでもしようと思ったのによォ…






デ「…せらってオイラの事好きだと思う?うん…」




知るか。


朝かてめェの惚気なんか聞きたくねェんだよ…





サ「何だてめェ等付き合ってんのかァ?」




デ「…そうなんだけどなァ…うん。」




せらは暁のメンバー。

何でも率先的にやりたがる…どっか空回りしてる奴。



…だがデイダラと付き合ってるってのは…

今聞いた。


んだよ…あの野郎俺に隠し事とはいい度胸じゃねェか。





サ「恋愛相談かよ…」



デ「…旦那は付き合うっつったら何するもんなんだ?うん?」




サ「あァ?ガキのてめェには刺激が強すぎんだよ…」




デ「教えてくれよー。身長オイラより低いくせに。うん。」






サ「…てめェ……殺るぞ。」






デ「ご、ごめん……で?」



で、じゃねェよ。


俺はこれからメンテなんだよ



早く出て行け。







サ「…しょうがねェなァ…体で教えてやる。」







デ「…はッ?!だだだ旦那…そんな趣味が…「あるわけねェだろ。」そ、そうだよな…うん。」



てめェみたいなガキは説明したってわかんねェだろ。


直接教えた方が早いんだよ…馬鹿が。






サ「お前せら役な。そこに寝ろ。」



デ「な、何か変な流れになってきたぞ?!うん?!」





※サソ×デイではないですよ。



チッ…めんどくせェな。





サ「まずお前、ココに手をかけろ。」



デ「そ、そこからか?!」





サ「1回で覚えろよ。…で、ココに腕を回す。」



デ「う、うん。」





サ「はい、ココで服を脱がす。」




なんだこれ。

キュー○ー3分クッキングか?


デ「へぇー…旦那ってさすがだな。うん。」



サ「伊達にてめェより生きてねェからな。」






―がちゃ。






その時、最悪のタイミングでドアが開いた。




『サソリーおい、る……』





―どすっ。





…そういえばさっきせらにオイル持って来いって言ったの忘れてたな。




せらは豪快にオイルの入ったであろう、容器を落とした。











『…ごめんネ。』












―パタン…




ゆっくりと扉が閉まる。


あー…めんどくせェな。




俺の下にいるデイダラを見ると顔が真っ青だった。




ちなみに、今の体制は…



俺がデイダラを犯してる、って感じだな…




せらが誤解するのも無理はねェが…

さすがに男を抱く趣味はねェよ。







デ「せらッ…!!」





デイダラが慌てて起き上がった。


その時、また扉が開いた。



―がちゃ…


『…あの…言ってくれれば…ちゃんとアロマオイル持ってきたのに…』





そう言うと…怪しげな薄紫の小瓶を置いて、またせらは出て行った。





デ「…待て待て待て!!誤解だ!!うん!!」




それをデイダラが追いかける。


…やっと出て行きやがったか…



さて、メンテでもするか。
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