キュン恋
□*れっつポー人グ!
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『ねーデイダラ!』
デ「どうした?うん?」
『ちょっとポーズしてみてよ。』
デ「ちゃんと説明しようか。うん。」
任務もなくリビングでゴロゴロしてたら突然入ってきたせら。
しかも脈絡がない。意味わかんねーよ。うん。
『あのねー…そろそろプリクラのポーズがワンパターンだと気づいたの。』
デ「…そんなことかよ!うん!」
『だって本当のことなんだもーん。』
そう言うと床にゴロゴロするせら。
汚ねーな、と思ったがよく考えれば鬼鮫が毎日掃除している。
それはねーか。うん。
デ「…オイラは忙しいんだよ…うん。サソリの旦那にでも聞けばいーだろ。」
『もう行ったよ?』
…よく殺されなかったな…うん。
デ「で?旦那は何だって?」
『“ククッ…体位なら教えてやるぜ?”って言われた。』
旦那…堂々とセクハラじゃねーか…
でもよくせらも無事だったな?うん。
デ「よく帰ってきたじゃねーか。襲われなかったのかい?うん?」
『いやー襲われそうになったんけどねー…』そこら辺にあった緑の液体かけてきた。』
デ「100%毒じゃねーか、うん。」
『えへっ★』
何だコイツ。ペコちゃんっぽい顔しやがって。
時々すっげーせらって黒いよな、うん。
小南直伝か?
『まぁ正直言うと暇だからこんなどーでもいー話題なんだけどねー。』
デ「自分で言うんじゃねーよ。」
…こういう時にトビか飛段がいればなぁ…うん。
コイツの相手ってめんどくせー。
『ねーひまー…』
デ「旦那に体位でも教えてもらいな。うん。」
『えー…あー……そうしよっかなー…』
デ「…は?ちょ、冗談だろ?!」
『なぁにデイダラ…嫉妬?きゃっ!せらちゃん照れる〜』
何だこの無駄にウザいテンション。
デ「てめェ…本当に逝ってこい。旦那のトコ。うん。」
『あ、わかった。デイダラ…あれでしょ?』
あれって何だよ。
何だかオイラを憐れな目で見るせら。
『…デイダラ…体位知らないんでしょ?』
デ「…馬鹿じゃねーの?」
そんなことかよ!
そりゃ…旦那に比べれば知識は低いかもしんねーけど…
知ってるっつの!そんなもん!!うん!
『まぁまぁ、落ち着いてよ。そもそも体位なんかじゃなくってプリクラのポーズだってば。』
てめェが落ち着け。うん。
…その前に暁が木の葉と仲良くすんなよ!
『…でね、私が考えたの見ててね!!』
〜♪〜〜♪
何かBGM流れてきた。うん。
音楽に合わせてモデルのように歩くせら。
目の前に立つと何か勝手にポーズを取り始めた。
どっかのモデルがやるようなポーズ。
やっててよく恥ずかしくねーな、うん。
『ど?どうだった?芸術的?』
デ「はっ?てめェ芸術なめてんじゃねーぞ、うん!!」
『なんだよーじゃあ一緒に考えてよー。』